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О脚の原因、ストレッチ
柔道整復師 按摩指圧マッサージ師 高座渋谷ポポの木整骨院院長:大岡 統
最終更新日:2024/08/16
[もくじ]
O脚の基本理解
O脚とは、両足のかかと、くるぶしをつけて立った時に太もも、
O脚は、まるで木の幹が曲がって成長してしまった木のようなものです。
木の幹が曲がると、木全体のバランスが崩れ、枝葉の成長にも影響します。
同様に、O脚も身体全体のバランスを崩し、腰痛や膝の痛みなどの問題を引き起こすことがあります。
O脚でお悩みの方へ。 O脚を改善したい方はこちらもご覧ください。
O脚のチェック法
まずは自分がO脚なのか確認してみましょう
1.靴を脱いで、鏡の前で両脚を揃えて立ちます。
2.太ももの付け根、膝、ふくらはぎがくっついているか確認しましょう。
絵のように
- 太ももの付け根、膝、ふくらはぎがすべてくっつく → 正常な脚
- 膝に隙間ができる → O脚の可能性あり
O脚の原因
O脚の原因としては、下記が挙げられます。
- 姿勢が悪い
- 運動不足により筋力が低下している
- 歩き方が悪い(ガニ股になっている)
- 脚を組む
- 靴のサイズが合っていない
- 骨盤が歪んでいる
普段の生活を思い返してみて思い当たる原因がある場合は、
O脚のデメリット
それではO脚のデメリットについてお話させていただきます。
見た目が悪くなる
O脚はガニ股になるため、見た目が悪くなります。
また、膝が曲がっているため、
腰痛になりやすい
O脚の状態は骨盤に負荷がかかりやすく、
なんと、膝痛を訴える日本人のうち実に9割がO脚であるといわれ
変形性膝関節症(へんけいせいしつかんせつしょう)は、
疲れやすい
運動不足により、疲労物質の排出がスムーズに行われず、
下半身が太りやすい・むくみやすい
血流やリンパの流れも悪くなり、脚に脂肪がつきやすく、
O脚改善で意識するべき日常のポイント
そこで、O脚改善のため、
正しい歩き方を身につける方法
- 背筋は伸ばして、重心は少し前にかかるよう意識しましょう。
- つま先は正面を向けて歩きましょう。 (O脚の方はつま先が外
に向く傾向があります) - 踏み出す際は、普段よりも1~2㎝
高く足を上げるよう意識しましょう。 - 足の裏全体(親指の付け根・小指の付け根・かかとの3点)で地面
に着くと衝撃やねじれを吸収でき、 膝関節への負担を緩和できます。
O脚予防のための座り方
正しい姿勢で座ることで、骨盤の歪みが改善し、O脚の予防効果も
- 椅子には深く腰掛ける
- 座面に対し、骨盤は垂直に立てるようにしましょう。
- かかとは床につけるようにしましょう。
- 常に両膝をつけることで、内転筋の筋力を向上できます。
O脚になると、膝の内側に負荷が集中しやすくなり、
そこに肥満が加わると、さらに膝への負荷が増加し、O脚の悪化や
また、食生活の乱れは、
O脚改善に有効な筋トレとストレッチ
ワイドスクワット
ワイドスクワットは、
ワイドスクワットはO脚の改善だけでなく、
- 肩幅よりも足を広げ足先は45度外に広げる
- 背筋を伸ばしゆっくり腰を下げる
- 2の時に膝がつま先よりも前に出ないようにする
- 太ももと地面が平行になるまで下げる
- 素早く元に戻します。
※これを20回、行いましょう。
ダイアゴナル
O脚改善と同時にインナートレーニングを行うことで、
- 四つん這いになり、手を肩の真下に置く
- 右手と左足を地面と平行になるまで持ち上げる
- 上げたまま、左足を右足に寄せる
- その状態のまま3秒間キープ
- 逆の手足も同様に行う
※この動きを10回行いましょう
その他にも
・サイドランジ
通常のランジに比べ内転筋を鍛えることができる他、
など色々なストレッチがあります。
O脚の方は靴選びにも注意
O脚の方は、靴選びにも注意が必要です。
ハイヒールは膝への負担を増加し、O脚を悪化させたり、
膝痛予防・対策にもなります。
まとめ
O脚の改善には日常の歩き方、座り方の改善、ストレッチや筋トレが有効です。
歩くときは、1本の線の上を歩くイメージで、足の裏全体を使い、つま先を正面に向けることが大切です。
座るときは、内股にならないように足を揃え、両膝をつけて座ることが推奨されます。
ストレッチには、内転筋を鍛え、骨盤のゆがみを取り除くのに役立ちます。
また、内転筋の強化には、内転筋(うちもも)のストレッチや外側広筋(太ももの外側)のストレッチが有効です。
筋トレでは、内転筋を鍛えるために下半身のスクワットが推奨されます。
これは膝が外側に向かないようにすることで、O脚の改善につながります。
O脚の原因には、遺伝による構造的なものと、生活習慣や姿勢による機能的なものがあります。
構造的O脚は自力での治療が難しいため、専門家のアドバイスが必要です。
インソールの使用やサポーターもO脚改善に有効で、かかとの安定感、アーチのサポート、サイズの適合性が重要なポイントです。
O脚を放置すると、脚のむくみや変形性膝関節症のリスクが高まるため、早めの対策が推奨されます
お問い合わせ
当院では、患者様一人一人の状態に合わせた治療プランを提供し、痛みを取り除き、再発しにくい体を作ることを目指しています。O脚でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。