腰痛で「抜ける感じ」がする…それって危険信号かも?|大和市高座渋谷で口コミ1位の整骨院

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腰痛で「抜ける感じ」がする…それって危険信号かも?

腰痛で抜ける感じがする…それって危険信号かも

柔道整復師 按摩指圧マッサージ師 高座渋谷ポポの木整骨院院長:大岡 統

最終更新日:2024/08/05

【目次】

 

「腰が抜ける感じ」ってどんな感じ?

腰痛のイメージ画像

「腰が抜ける感じ」とは、まるで腰の支えが突然なくなり、立っていることや歩くことが困難になるような感覚です。

 

具体的な症状

  • 急な腰の脱力感: 突然、腰に力が入らなくなり、まるで崩れ落ちるような感覚に襲われます。
  • 腰の不安定感: 立っている時や歩いている時に、腰がグラグラと不安定になり、バランスを取るのが難しくなります。
  • 突発的な痛み: 腰の脱力感とともに、腰の奥や周辺に強い痛みが走ることもあります。
  • 心理的な不安: 突然の出来事に驚き、恐怖感や不安を感じます。また、「また起こるかもしれない」という不安から、日常生活にも支障が出ることも。

 

具体的な例

  • 例1: 歩行中の腰の脱力
    • 買い物中などに、突然腰の力が抜け、その場にしゃがみ込んでしまう、または転倒してしまうことがあります。
  • 例2: 長時間の立ち仕事中の不安定感
    • 立ったままの作業中に、腰がグラグラして、立っていられなくなるような感覚に襲われることがあります。

このように、「腰が抜ける感じ」は、身体的な症状だけでなく、精神的な不安も引き起こす可能性があります。

 

「腰が抜ける感じ」の原因は?

怪我で抜ける感じがしている女性のイメージ画像

「腰が抜ける感じ」の原因はさまざまですが、多くの場合、腰の構造や機能に何らかの問題があるサインです。

主な原因

1.腰椎椎間板ヘルニア

    • 背骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫することで起こります。
    • 突然の激しい腰痛やしびれ、脚の痛み、脱力感などが特徴です。

 

2.筋力低下

    • 運動不足や悪い姿勢などが原因で、腰を支える筋肉が弱くなり、腰が不安定になります。
    • 特に、運動不足や長時間のデスクワークをしている方は注意が必要です。

 

3.脊椎狭窄症

    • 背骨の中を通る神経の通り道が狭くなり、神経を圧迫することで起こります。
    • 歩くと痛みが増し、休むと楽になるという特徴があります。

 

4.腰部の怪我

    • 過去の腰の怪我や事故の後遺症で、腰の筋肉や靭帯、椎間板が弱くなり、腰が不安定になることがあります。

 

5.筋膜リリースの問題

    • 筋膜リリースが適切に行われなかった場合、筋膜が硬くなり、腰が抜けるような感覚を引き起こすことがあります。

 

6.その他の原因

    • 内臓の病気やストレスなど、腰以外の原因で腰痛が起こり、それが「腰が抜ける感じ」につながることもあります。
    • 腎臓病や消化器系の病気、精神的なストレスなどが考えられます。

 

「腰が抜ける感じ」の原因は一つとは限りません。複数の要因が重なって症状が現れることもあります。

 

「腰が抜ける感じ」がしたらどうする?

腰痛で抜ける感じがしたらどうする?

「腰が抜ける感じ」は、腰のトラブルのサインかもしれません。早めの対処が大切です。

 

1. まずは安静に

  • 動かず横になる: 腰への負担を減らすため、まずは横になりましょう。硬めのベッドや床の上に、膝の下にクッションを挟むと、より楽になります。
  • 痛みが強い場合は冷やす: 痛みが強い場合は、氷嚢や保冷剤などで冷やすと、炎症を抑える効果が期待できます。

 

2. 医師に相談する

症状が続く場合や、以下の場合は、早めに整形外科や整骨院を受診しましょう。

  • しびれや麻痺がある
  • 高熱が出る
  • 痛みが激しく、日常生活に支障がある
  • 過去に腰を痛めたことがある

 

3. 痛みを和らげる

  • 温める: 慢性的な痛みには、ホットパックや温湿布で温めると効果的です。
  • 痛み止めを使う: 市販の鎮痛剤を服用するのも一つの方法ですが、医師に相談の上、適切な薬を選びましょう。

 

4. 適切な運動を行う

痛みが落ち着いてきたら、腰を支える筋肉を鍛える運動を始めましょう。

  • ストレッチ: 腰や背中の筋肉を伸ばすストレッチは、血行を促進し、筋肉の柔軟性を高めます。
  • コアトレーニング: 腹筋や背筋を鍛えることで、腰を安定させ、再発予防につながります。
  • ヨガやピラティス: 専門家の指導のもと、無理のない範囲で行いましょう。

大切なのは、自己判断せず、専門家のアドバイスを受けることです。 

適切な治療とケアを行うことで悪化させず症状の緩和を図りましょう。

 

「腰が抜ける感じ」を予防するには?

腰が抜ける感じを予防するには?

「腰が抜ける感じ」を予防し、腰の健康を維持するためには、日々の生活習慣や運動を見直すことが大切です。

 

1. 定期的な運動で腰を強くする

  • ストレッチ: 腰回りの筋肉を柔らかくし、血行を促進します。特に、腰や背中、太ももの裏側を重点的に伸ばしましょう。
  • コアトレーニング: 腹筋や背筋を鍛えることで、腰を支える力を強化し、安定性を高めます。プランクやブリッジなどがおすすめです。
  • 有酸素運動: ウォーキングや水泳などの有酸素運動は、全身の血行を促進し、筋肉の柔軟性を高めます。

 

2. 正しい姿勢を意識する

  • 座り方: 背筋を伸ばし、足の裏を床にしっかりつけましょう。腰を支えるクッションも効果的です。
  • 立ち方: 片足を少し前に出し、重心をかける足を時々変えましょう。
  • 寝る姿勢: 横向きで寝る場合は、膝の間にクッションを挟むのがおすすめです。仰向けの場合は、膝の下にクッションを置きましょう。

 

3. 毎日のストレッチを習慣に

  • キャットカウストレッチ: 四つん這いになり、背中を丸めたり反らせたりする動きで、背骨と腰の柔軟性を高めます。
  • ハムストリングスストレッチ: 座った状態で足を伸ばし、つま先に手を伸ばすストレッチです。太ももの裏側を伸ばし、腰への負担を軽減します。
  • 腰回りのストレッチ: 仰向けに寝て、片膝を抱えるストレッチです。腰回りの筋肉をほぐし、リラックス効果も期待できます。

 

4. 適正体重を維持する

  • バランスの取れた食事: 野菜、果物、タンパク質などをバランスよく摂取し、食べ過ぎに注意しましょう。
  • 適度な運動: 定期的な運動で消費カロリーを増やし、適正体重を維持しましょう。

 

5. 腰を冷やさない

  • 温かい服装: 特に寒い時期は、腹巻やカイロなどで腰を温めましょう。
  • 温浴: ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。

 

まとめ

まとめ

「腰が抜ける感じ」がする場合、それは腰に重大な問題がある可能性があります。

原因を正確に特定し、適切な対処法を講じることが重要です。

定期的な運動や正しい姿勢、適切な体重管理を心掛け、腰の健康を維持することで、このような症状を予防することができます。

もし「腰が抜ける感じ」がしたら、専門家に相談し、早期の治療を受けることをお勧めします。

高座渋谷ポポの木整骨院では、腰痛に関するさまざまな相談を受け付けており、専門的な治療とアドバイスを提供しています。お気軽にお問い合わせください。