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肩こりの隠れた原因は水分不足?メカニズムを整骨院が簡単解説!
柔道整復師 按摩指圧マッサージ師 高座渋谷ポポの木整骨院院長:大岡 統
最終更新日:2024/09/21
【目次】
- 肩こりと水分不足の関係とは?隠れた原因を整骨院が解説
- 水分不足が肩こりを引き起こすメカニズムとは?
- 肩こりが悪化する理由:水分不足が身体に与える影響
- 肩こりを予防するための水分補給の重要性と適切な方法
- 肩こり改善に効果的!水分不足を解消する具体的なアプローチ
- 本ブログのまとめ|水分不足の肩こりにもう悩まない
肩こりと水分不足の関係とは?隠れた原因を整骨院が解説
肩こりは多くの人が経験する一般的な症状です。
原因として最もよく挙げられるのは
- 姿勢の悪さ
- 長時間のデスクワーク
この2つです。
しかし、意外にも「水分不足」が肩こりの原因となることがあるのをご存知でしょうか?
当院でも肩こりに悩まれるお客様のお話を聞いていると日常的に水分補給をしっかり行えていない方が多い傾向にあります。
水分が不足すると、関節の動きをスムーズに保つ滑液が減少し、擦力が大きくなり微細な損傷が生じ、その結果として痛みが発生することがあります。
これが肩こりの一因になることもあります。
また、体内の水分が不足すると、筋肉は硬直しやすくなり、弾力を失います。
筋肉は柔軟性が低下すると、血流も悪化し、栄養や酸素が十分に供給されなくなります。
このような状態では、肩や首の筋肉が疲労しやすくなり、こりや痛みが生じやすくなるのです。
特に長時間の同じ姿勢やデスクワークなどが原因で、肩の筋肉に負担がかかっている人は、水分不足が肩こりをさらに悪化させる要因となる可能性があります。
水分不足が肩こりを引き起こすメカニズムとは?
水分不足が肩こりを引き起こすメカニズムは、筋肉の機能低下と血行不良に深く関わっています。
私たちの体は約60%が水分で構成されており、筋肉や関節を正常に機能させるためには十分な水分が必要です。
しかし、体内の水分が不足すると、先ほどもお話したもの同様、筋肉は柔軟性を失い、硬くなりやすくなります。
この硬直した筋肉は、血流を妨げ、肩周辺の筋肉に必要な酸素や栄養が十分に供給されなくなります。
さらに、水分が不足すると血液が粘度を増し、体内の循環が悪くなります。
特に肩や首周りは、デスクワークや長時間のスマホ使用などで日常的に負担がかかる部位のため、水分不足による血行不良の影響が大きく現れます。
この結果、老廃物や疲労物質が筋肉に溜まり、肩こりを引き起こす原因となるのです。
肩こりが悪化する理由:水分不足が身体に与える影響
水分不足は血液の粘度を上げ、全身の循環機能を低下させます。
これにより、肩周辺の筋肉は常に緊張状態となり、回復が遅れるため、慢性的な肩こりに繋がることが多いのです。
また、筋肉が十分な水分を保持していないと、柔軟性を失い、筋肉が硬直しやすくなります。
これがさらに肩こりを引き起こす悪循環を生み出します。
さらに、水分不足が続くと、身体全体に
- 疲労感
- 集中力の低下
- 頭痛
- めまい
といった症状も引き起こすことがあります。
肩こりが悪化する背景には、水分不足が全身に与える影響が深く関係しているのです。
肩こりを予防するための水分補給の重要性と適切な方法
肩こりを予防するためには、日々の水分補給が非常に重要です。
日常的に適切な水分補給を意識的に行うことが肩こり予防の基本となります。
まず、一日に推奨される水分摂取量は1.5L〜2Lと言われています。
特に長時間同じ姿勢を取りやすい方は定期的に水を飲む習慣作りが大切です。
適切な水分補給を行うには、単に水を飲むだけでなく飲み方にも工夫が必要です。
一度に大量の水を飲むのではなくこまめに少量ずつ飲むことが理想的です。
また、カフェインやアルコールを含む飲料は利尿作用によって体内の水分が排出されやすくなるため、水分補給には不向きです。
・純粋な水
・ハーブティー
・スポーツドリンク
等でこまめに水分を摂取するように心がけましょう。
さらに、運動後や汗をかいたあとは特に水分補給が必要です。
汗をかいた分の水分をしっかりと補給することで筋肉の柔軟性が保たれ肩こりの予防に繋がります。
肩こり改善に効果的!水分不足を解消する具体的なアプローチ
肩こり改善のためには水分不足の解消が非常に重要です。
適切な水分補給は血行を促進してくれ症状を和らげてくれます。
ここでは、水分不足を解消するための具体的なアプローチを5選紹介していきます。
- こまめな水分補給を習慣化する
- 水分を含む食材を積極的に摂る
- ストレッチや軽い運動で血行を促進
- ミネラルや電解質を補給する
- 整骨院での専門的なケアを取り入れる
一つずつ説明していきます。
1. こまめな水分補給を習慣化する
水分をこまめに摂取することが肩こり改善において重要です。
1日1.5〜2リットルの水を目安に、少量ずつ頻繁に飲む習慣をつけましょう。
特に、朝起きた時や運動後、デスクワーク中など、体が水分を失いやすいタイミングでの補給を意識することが効果的です。
水分が不足すると、筋肉が硬直しやすくなり、肩こりの悪化につながるため、早めの対策が必要です。
2. 水分を含む食材を積極的に摂る
日々の食事にも水分を多く含む食材を取り入れることが肩こり改善に役立ちます。
例えば、きゅうりやトマト、スイカなどの水分含有量が高い野菜や果物を摂取することで、体内の水分バランスを保つことができます。
また、スープや味噌汁などの水分を多く含む料理もおすすめです。
これらの食材は体内の水分補給をサポートし、肩こり改善に効果を発揮します。
3. ストレッチや軽い運動で血行を促進
水分補給に加えて、肩や首の筋肉を動かすストレッチや軽い運動を取り入れることで、血行が促進され、肩こりが緩和されます。
簡単な肩回しや首のストレッチを定期的に行うことで、硬くなった筋肉をほぐし、肩こりを予防・改善できます。
特にデスクワーク中は、1時間ごとに体を軽く動かすことが推奨されます。
4. ミネラルや電解質を補給する
水分だけでなく、ミネラルや電解質も肩こりの改善に大切です。
体内の水分バランスを整えるために、ナトリウムやカリウム、マグネシウムなどの電解質を含む食品や飲料を摂取することを意識しましょう。
スポーツドリンクや、ミネラルを豊富に含んだ食品(バナナ、ナッツなど)は、体内の水分保持をサポートし、筋肉の疲労回復を助けます。
5. 整骨院での専門的なケアを取り入れる
水分不足による肩こりは、日常生活の工夫で改善できますが、長期間続く肩こりには整骨院での専門的なケアも効果的です。
筋肉の硬直や血行不良を改善するための施術やストレッチ指導を受けることで、肩こりの根本的な原因にアプローチできます。
定期的にプロの施術を受けることで、肩こりの再発を防ぎ、水分不足による影響を最小限に抑えることができます。
本ブログのまとめ|水分不足の肩こりにもう悩まない
いかがだったでしょうか?
肩こりは、姿勢の悪さや長時間のデスクワーク以外に「水分不足」でも引き起こされるということが分かりました。
日常的に水分補給を習慣にしてみたり、お話したようなアプローチ法を取り入れて肩こり改善を目指してみてくださいね。
本ブログで何かご不明な点や、ご相談等ございましたらお気軽に当院へお問い合わせください。