骨盤トライアングル理論でみる腰痛の症例集 〜足首・膝・骨盤、3つの頂点から〜|高座渋谷ポポの木整骨院

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骨盤トライアングル理論でみる腰痛の症例集 〜足首・膝・骨盤、3つの頂点から〜

当院では、腰・膝・足首を「足首—膝—骨盤」のひとつの三角形としてとらえる「骨盤トライアングル理論」に基づいて施術しています。ここでは、三角形のどの頂点が崩れていたかという視点から、実際の施術の流れを3つの例でご紹介します。いずれも、ご本人は「腰の問題」だと思って来院されましたが、本当の起点は別の場所にありました。

症例1:足首が起点だった方(大和市・女子サッカー選手)

来院のきっかけ:練習や試合のあとに腰が重だるくなり、「腰痛を何とかしたい」と来院されました。お話をうかがう中で、過去に足首を痛めたことがあり、それ以来かばう動きが続いていたことが分かりました。

来院時のお悩み:慢性的な腰のだるさ。長く走ったり踏ん張ったりすると腰が重くなっていた。

トライアングルの崩れ:過去の足首のケガをかばううちに、足首が硬くなり、しゃがんだときに膝が前へ出にくい背屈制限が残っていました。着地のたびに踵が内側へ崩れ、土台である足首の崩れが膝・骨盤へと連鎖し、負担が最後に骨盤へ集まっていたと考えられます。ご本人は腰だけの問題だと思っていましたが、起点は足首にありました。

施術内容:足首の動きを整えたうえで、膝・骨盤のバランスと骨盤まわりのインナーユニットを調整。施術と併せて10回のセルフケアを継続しました。

経過:10回ほどで足首が動かしやすくなり、練習後の腰の重さがやわらぎました。

※掲載内容は個人の体験に基づくもので、同じ変化を保証するものではありません。

症例2:膝が中継点だった方(大和市・30代・自営業・男性)

来院のきっかけ:慢性的な腰痛が続いていて、「何をしても楽にならない」と来院されました。お話と動きの確認から、もともと体が硬く、動作のときに腰が反りやすく、腰に力が入りやすい状態になっていることが分かりました。

来院時のお悩み:慢性的な腰痛。体が硬く、気づくと腰に力が入ってしまい、張りが抜けない。

トライアングルの崩れ:動きの確認でサイドランジ(横に踏み込む動作)をしてもらうと、踏み込んだ側の膝が内側へ入り(ニーイン)、それを補うように腰が反ってしまう様子が見られました。体の硬さから足首・股関節が十分に使えず、足首・膝で動けないぶんを腰の反りで代償していたため、負担が骨盤・腰に集まっていたと考えられます。

施術内容:膝まわりと股関節の調整でニーインを整え、硬くなった部分をゆるめました。そのうえで、施術と併せてトレーニングを実施。腰が反って力が入りやすい方は腹筋だけ・内転筋だけを単独で鍛えても戻りやすいため、お腹(ドローイン)・中殿筋・内転筋を組み合わせて使えるように再学習し、サイドランジでも膝が内に入らず腰が反らない体の使い方を身につけていきました。施術とトレーニングを併せて20回継続しました。

経過:20回ほどでサイドランジでの膝のぐらつきと腰の反りが減り、慢性的だった腰の張りが軽くなりました。

※掲載内容は個人の体験に基づくもので、同じ変化を保証するものではありません。

症例3:骨盤に負担が集まっていた方(大和市・40代・男性)

来院のきっかけ:朝起きたときや椅子から立ち上がる瞬間の腰のつらさが続き、仕事にも支障が出てきたため来院されました。

来院時のお悩み:朝起きたときや立ち上がる瞬間に腰がつらい。

トライアングルの崩れ:動きの確認でキャット&カウ(四つ這いで背中を丸めたり反らしたりする動作)をしてもらうと、背中をうまく丸められず、骨盤を後ろに倒す動きが出にくい様子が見られました。骨盤の前後傾をコントロールしにくく、前傾ぎみで固まっていたため、足首・膝で生じた負担が最終的に骨盤へ集中していたと考えられます。骨盤を支えるインナーユニットの働きも低下していました。

施術内容:お腹側や多裂筋まわりの深部整体で骨盤・股関節を整え、骨盤を前後に動かしやすくしました。そのうえで、施術と併せてトレーニングを実施。ドローインで体幹を再学習し、キャット&カウで背中を丸める動き(骨盤を後傾させる動き)を取り戻しながら、骨盤を安定させる使い方を身につけていきました。施術とトレーニングを併せて15回継続しました。

経過:15回ほどでキャット&カウで背中を丸められるようになり、立ち上がりのつらさがやわらぎました。

※掲載内容は個人の体験に基づくもので、同じ変化を保証するものではありません。

まとめ

3つの例はきっかけも崩れていた場所も違いますが、共通しているのは「負担が最後に骨盤へ集まっていた」という点です。腰だけでなく足首・膝まで含めて整えることが、繰り返す腰痛の改善につながります。骨盤トライアングル理論の詳しい解説は腰痛ページをご覧ください。