なぜ五十肩になるの?考えられる5つの主な原因|大和市高座渋谷で口コミ1位の整骨院

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なぜ五十肩になるの?考えられる5つの主な原因

五十肩(肩関節周囲炎)は、明確な外傷がなくても発症することが特徴的ですが、以下のような要因が関わっていると考えられています。

五十肩の正確な原因は完全には解明されていませんが、以下の要因が複合的に関与していると考えられています:

  • 加齢による組織の変化五十肩が線維化した画像

私たちの体は年齢と共に変化し、肩関節の周囲にある関節包(関節を包む袋)や靭帯といった軟部組織の柔軟性も低下します。
これは、古くなったゴムが硬くなるように、組織を構成するコラーゲン繊維が変性し、弾力性を失うためです。
その結果、肩の動きがスムーズに行われにくくなり、炎症や損傷が起こりやすくなると考えられています。

  • 基礎疾患との関連

特定の持病をお持ちの方は、五十肩の発症リスクが高まることが分かっています。特に糖尿病の患者さんは、健康な方に比べて2〜4倍(あるいは約5倍)も五十肩を発症しやすいとされています。これは、糖尿病による血糖値のコントロール不良が、全身の結合組織の柔軟性を低下させ、硬化を促進するためです。その他、甲状腺疾患や心疾患との関連も指摘されており、これらの疾患がある方は注意が必要です。

  【意外な関係】糖尿病と五十肩|発症リスクを下げる生活習慣とは?

  • 姿勢と生活習慣

現代人のライフスタイルは、肩に負担をかける要因が少なくありません。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用による猫背巻き肩前方頭位姿勢(頭が前に突き出た姿勢)といった悪い姿勢は、肩周囲に過度な緊張を与え、血行不良や炎症を引き起こしやすくなります。また、常に片側に負担がかかるような生活習慣も、五十肩のリスクを高める原因となります。

猫背・巻き肩による五十肩を防ぐ!正しい姿勢とおすすめストレッチ法

加齢による組織の変化

中年以降に多い理由として、年齢とともに肩関節周囲の組織(靭帯、腱、関節包など)の柔軟性が低下することがあります。組織の弾力性が失われることで、炎症や拘縮が起こりやすくなります。
対策ポイント:日常的に肩関節のストレッチを行い、柔軟性を維持しましょう。また、適度な水分摂取や栄養バランスの良い食事で組織の健康を保つことも大切です。

肩関節包の炎症と癒着

五十肩の主な病態は、肩関節を包む「関節包」に炎症が起き、その後に関節包が癒着・拘縮することです。関節包が縮むことで、肩の動きが制限され、痛みが生じます。癒着が起こる原因としては加齢や血行不良、基礎的疾患があります。さらに、怪我などで長期間動かさないでいたりしても起こります。
対策ポイント:炎症期には適切な休息と痛みのコントロールが重要です。拘縮期に入ったら医師の指導のもとでストレッチを行い、関節包の柔軟性を徐々に取り戻しましょう。当院では深部整体による関節と筋膜のケアを行っています。

長期の不使用や過度の安静

肩の痛みが出始めたとき、過度に肩を動かさないようにすると、かえって関節の拘縮が進行します。適度な動きを維持することが重要です。
対策ポイント:痛みが強い時期でも、可能な範囲で肩の動きを維持しましょう。完全に動かさないことは避け、痛みのない範囲での軽い運動を心がけてください。

内科的疾患との関連

糖尿病や甲状腺疾患などの内科的疾患を持つ方は、五十肩を発症しやすくなります。特に糖尿病患者の場合、非糖尿病患者の2〜4倍のリスクがあります。
対策ポイント:基礎疾患がある方は、その疾患の適切な管理が五十肩の予防・改善につながります。定期的な検診と医師の指導を受けましょう。

糖尿病と五十肩の関係が気になる方は こちらをご覧ください

【意外な関係】糖尿病と五十肩|発症リスクを下げる生活習慣とは?

肩への過度な負担や姿勢の問題

不良姿勢や長時間の同じ姿勢(デスクワークなど)は、肩関節周囲の筋肉バランスを崩し、五十肩リスクを高めます。猫背や巻き肩が代表例です。他にも、浮き指やかがみ指といった足の状態が肩に影響することもあるので、全身のバランスも大事になります。
対策ポイント:姿勢を意識し、定期的に肩回しなどの簡単な運動を行いましょう。デスクワーク時は1時間に1回、肩を動かすことをおすすめします。回復期にはEMSトレーニングで筋力回復をサポートします。

座る時のポイント。

姿勢ポイント 内容
骨盤を立てる 椅子には深く腰掛け、お尻を奥まで入れて背筋を伸ばします。
肩甲骨を寄せる 肩の力を抜き、背中で肩甲骨を軽く寄せるイメージ。猫背・巻き肩対策に効果的です。
目線を下げすぎない パソコン作業中は、目線を少し下げる程度に。首が前に出ないように注意しましょう。
背もたれを使う 背もたれに軽く寄りかかり、体幹で姿勢を保つように意識します。
足裏を床にぴったり

良い姿勢   

足が浮かないように、足裏全体を床につけましょう。

この時、足を組むのは絶対にNGです!

猫背・巻き肩

 

 

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執筆者:柔道整復師按摩マッサージ指圧師 院長 大岡 統

当院では完全予約制を取り、お一人お一人様と向き合いしっかりと耳を傾け、施術を通して、「来て良かった」と言っていただけるように全力でサポートさせていただきます。
私は痛みを取り除くだけではなく、ビジョンがあります。
その先にある患者様の未来が幸せで豊かなものであるように小さな街「高座渋谷」にある小さな整骨院「ポポの木」が皆様の大きな幹となって「皆様の健康と豊かな生活」をお守りさせて頂く事で社会に貢献していく事を使命と考えているからです。

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