
大和市の皆様こんにちは。高座渋谷ポポの木整骨院です。
当院では腰痛や肩こりの方に普段の水分量を伺うと、「ほとんど水を飲んでいません」「仕事中はコーヒーだけです」という方が意外といます。
「もう少し水分をとってみましょう」とお話しすると、「なるべくとるようにします」と言われます。
でも、そこで話を終わらせずに普段の生活を伺ってみると、忙しくて忘れてしまう、トイレが近くなるのが嫌、水を飲む習慣がない、何を飲めばいいのかわからないなど、その方なりの理由が見えてきます。
女性の患者さんからは「水を飲むとむくみませんか?」「身体が冷えませんか?」「軟水と硬水ならどちらがいいですか?」と聞かれることもあります。
この記事では、水分が身体でどんな働きをしているのか、1日にどのくらいを目安にすればよいのか、いつ飲めばいいのか、軟水と硬水の違いまで、普段院内でお話ししている内容を交えながら紹介します。
この記事を読むとわかること
- 水分が身体の中で果たしている役割
- 水分不足のときにみられる身体の変化
- 1日の水分補給量の考え方
- 水分をとるおすすめのタイミング
- 水をあまり飲まない人が続けるための工夫
- 軟水と硬水のメリット・デメリット
- 服薬中や足先にしびれがある場合の考え方
- お茶やコーヒーは水分補給になるのか
- 水を飲むとむくむのか
人の身体と水分には深い関係があります
私たちの身体には多くの水分が含まれています。水分は血液などの体液を構成し、栄養素を運ぶことや体温調節など、身体を維持するためのさまざまな働きに関わっています。
そのため、水分補給は暑い夏だけ意識すればよいものではありません。室内で過ごす日や冬場でも、呼吸や尿、汗などを通して水分は失われています。
特に仕事に集中していると、朝に飲み物を口にしたまま昼までほとんど飲んでいなかった、という方もいます。
水分不足になると身体にどんな変化が起こる?

水分が不足すると、口の渇きだけでなく、頭痛、だるさ、めまい、集中しにくさなどがみられることがあります。暑い環境で脱水が進むと、筋肉のこむら返りなどが起こることもあります。
環境省も、熱中症ではめまい、立ちくらみ、筋肉のこむら返り、頭痛、倦怠感などがみられるとして、のどの渇きを感じていなくても、こまめな水分補給を呼びかけています。
ただし、肩こりや腰痛、頭痛などをすべて「水分不足が原因」と考えることはできません。身体の不調には姿勢、活動量、睡眠、仕事環境、運動習慣、病気などさまざまな要素が関係します。
当院でも水分だけを見るのではなく、普段の生活を伺う中の一つとして水分量を聞いています。
腰痛や肩こりの方に水分量を聞いてみると
腰痛や肩こりで来院された方に「普段、水はどのくらい飲みますか?」と聞くと、「そういえばほとんど飲んでいないですね」とご本人が気づくことがあります。
こちらから見ると単純に「水を飲めばいい」と思えても、本人には飲まない理由があります。
- 仕事が忙しくて飲むのを忘れる
- トイレが近くなるのが困る
- そもそものどが渇かない
- 水そのものが好きではない
- 冷たい水を飲むと身体が冷える気がする
- むくみが気になって水を控えている
- お茶やコーヒーを飲んでいるから十分だと思っている
- どのくらい飲めばよいのかわからない
だから当院では、「水を飲んでください」で終わらせるより、まず今どのくらい飲めているのかを聞きます。
ほとんど飲む習慣がない方なら、急にたくさん飲もうとするより、朝起きたとき、仕事の休憩中、食事のとき、入浴の前後など、生活の中に水分をとる時間を作る方が続けやすくなります。
腰や肩の不調について詳しく知りたい方は、大和市の腰痛ページ、大和市・高座渋谷の肩こりページもご覧ください。
水分補給は1日にどのくらい必要?
「1日2リットルの水を飲んだ方がいい」と聞いたことがある方も多いと思います。
ここで覚えておきたいのは、身体に入る水分は飲み水だけではないということです。食事にも水分が含まれていますし、汁物やその他の飲み物からも水分をとっています。
環境省の熱中症環境保健マニュアルでは、日常生活で飲料として摂取する水分は、1日1.2リットルが一つの目安として紹介されています。
ただし、これはすべての方に同じ量を当てはめるという意味ではありません。また、「水だけを毎日2リットル飲めばよい」という単純な話でもありません。
必要な量は、体格、年齢、食事、活動量、気温、汗をかく量などでも変わります。運動や屋外作業などで大量に汗をかいたときは、水分だけでなく塩分の補給も考える必要があります。
普段ほとんど水を飲んでいない方は、最初から目安量をすべて飲もうとせず、現在の生活にコップ1〜2杯程度を追加するところから始めてもよいでしょう。
※心臓や腎臓の病気などで医師から水分量について指示を受けている方は、その指示を優先してください。
ダイエット中の食事や運動については、ダイエットまとめ|食事・運動・停滞期対策で詳しく解説しています。
水分補給はいつする?続けやすいタイミング
一度にたくさん飲もうとするより、日常生活の中に飲むタイミングを作っておくと続けやすくなります。
- 朝起きたとき
- 朝食・昼食・夕食のとき
- 仕事や家事の休憩中
- 運動の前後
- 入浴の前後
- 暑い場所へ出る前
環境省も、のどが渇く前からこまめに水分をとること、起床時や入浴前後に水分をとることをすすめています。
「忙しいと忘れてしまう」という方は、デスクに飲み物を置く、休憩時間に飲む、500mlのボトルを使ってどのくらい飲んだか見えるようにするなど、自分が続けやすい方法を作ってみてください。
軟水と硬水はどちらがいい?メリットとデメリット
院内でも「軟水と硬水なら、どちらを飲めばいいですか?」と聞かれることがあります。
軟水と硬水の違いは、主にカルシウムやマグネシウムなどによる水の硬度です。
| 種類 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 軟水 | 口当たりがやわらかく飲みやすい 日本で飲み慣れている方が多い 料理やお茶にも使いやすい |
一般的に、硬水と比べるとカルシウムやマグネシウムの含有量が少ない |
| 硬水 | 商品によってカルシウムやマグネシウムを比較的多く含む 水分と一緒にミネラルをとれる |
独特の苦みや重さを感じることがある 飲み慣れていない方はお腹がゆるくなる場合がある |
軟水のメリット・デメリット
メリットは、口当たりがやわらかく飲みやすいことです。普段から軟水に慣れている方なら、毎日の水分補給として続けやすいでしょう。
一方、カルシウムやマグネシウムを水から摂るという点では、一般的に硬水より含有量が少なくなります。
硬水のメリット・デメリット
硬水は、商品によってカルシウムやマグネシウムを比較的多く含んでいます。水分と一緒にこれらのミネラルを摂れることは特徴の一つです。
一方で、独特の味や口当たりを感じる方もいます。また、マグネシウムを多く含む水を一度にたくさん飲むと、お腹がゆるくなる方もいます。
WHOでも、飲料水に含まれるカルシウムやマグネシウムの役割について研究・検討されていますが、「健康のためには必ず硬水を選ばなければならない」というものではありません。
参考:WHO「Calcium and magnesium in drinking-water」
普段ほとんど水を飲んでいない方なら、最初から軟水と硬水のどちらが優れているかで悩むより、自分が飲みやすく、毎日続けられる水を選ぶことから始めてみてください。
硬水を飲むとお腹が張る、腹痛が出る、便がゆるくなるという方は、無理に続けず、量を減らすか軟水へ変更しましょう。
血液を固まりにくくする薬を飲んでいる方へ
血液を固まりにくくする薬を飲んでいる方から、「足先がしびれるので、ミネラルを含む硬水を飲んだ方がよいですか?」と聞かれることがあります。
硬水は、足先のしびれを治すためのものではありません。硬水に含まれるミネラルをとることで、薬の影響や神経、血流に関係するしびれが改善するとは判断できません。
足先のしびれには、腰から足へ向かう神経の問題、末梢神経、血流、糖尿病など、さまざまな原因が考えられます。
新しくしびれが出た、範囲が広がっている、左右差が強い、足に力が入りにくいという場合は、硬水を試して様子を見るのではなく、薬を処方した医師へ相談してください。
服薬中の方や、心臓・腎臓などの病気で水分量やミネラルについて指示を受けている方は、自己判断で飲水量を増やさず、医師の指示を優先しましょう。
お茶やコーヒーでも水分補給になる?
「水は飲まないけれど、お茶やコーヒーなら飲んでいます」という方もいます。
飲み物から摂った水分も水分摂取に含まれます。そのため、水だけしか水分補給にならないと考える必要はありません。
ただし、飲み物によってカフェインや糖分などの量は違います。甘い飲料を一日中飲むのではなく、水や無糖のお茶なども取り入れながら考えるとよいでしょう。
アルコールについては、水分補給の代わりにはなりません。環境省も、アルコールは尿量を増やすため、失った水分をアルコール飲料で補おうとするのは適切ではないとしています。
「水を飲むとむくむから控える」はどう考える?
特に女性の患者さんとの会話で、「むくみが気になるので水を控えています」と聞くことがあります。
むくみには、長時間同じ姿勢でいること、塩分摂取、運動量、心臓や腎臓などの身体の状態を含め、さまざまな要因があります。「むくむから」という理由だけで、自己判断で極端に水分を減らすのはおすすめしません。
朝から夕方までほとんど飲まず、夜になってまとめて飲むより、まずは日中に少しずつ水分をとる習慣を作ってみましょう。
むくみが強い、片脚だけ急に腫れる、赤みや痛みがある、息苦しさを伴うなど、いつもと違う症状がある場合は、水分量だけの問題と考えず医療機関へ相談してください。
便通が気になる方も水分量を確認しましょう
便通には、水分だけではなく、食物繊維、食事量、活動量、生活リズムなど複数の要素が関係します。
水分不足だけが便秘の原因とは限りませんが、普段の摂取量が極端に少ない方は、食事内容とあわせて水分量も確認してみましょう。
便通と腰の不調については、腰痛と便秘の原因と対策も参考にしてください。
水分補給を続けるために大切にしていること

水分をあまりとっていない方に「もっと飲んでください」と伝えるだけでは、なかなか生活は変わりません。なぜ飲めていないのかを一緒に考えることを大切にしています。
たとえば仕事中にトイレへ行きにくい方と、自宅にいて飲むことを忘れてしまう方では、続けやすい方法も違います。
「朝起きたら一杯飲む」「昼休みに飲む」「入浴の前後に飲む」など、まず一つでも生活の中に取り入れてみてください。
最初から完璧に量を増やす必要はありません。今より少し意識して飲めるようになり、それが毎日の習慣になれば一歩前進です。
まとめ|水分補給は自分が続けられる方法から
水分は体温調節や身体のさまざまな働きに関わっています。大切なのは、「健康のために何リットル飲まなければいけない」と数字だけを追うことではなく、自分の生活の中で水分が足りているかを一度振り返ってみることです。
軟水と硬水で迷ったときも、まずは自分が飲みやすく続けられるものを選んでください。運動や暑い環境で大量に汗をかく日は、水分だけでなく塩分補給も意識します。
高座渋谷ポポの木整骨院では、腰痛や肩こりなど身体のお悩みだけを見るのではなく、仕事の姿勢、睡眠、運動、水分など普段の生活についても伺っています。毎日の小さな習慣を一緒に見直しながら、身体が楽に動ける生活を目指していきましょう。
高座渋谷ポポの木整骨院へのアクセス
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