このページでは、前かがみになったときや咳をしたときに、脚まで痛みが響いていた方の施術事例をご紹介します。
来院時|前かがみや咳で、脚まで響いていました
来院されたときは、前かがみになると、また咳をすると、腰から脚にかけて痛みが響く状態でした。
初回に考えたこと|響く動きには理由があります
前かがみや咳、くしゃみは、腰の椎間板にかかる圧が高まりやすい動きです。こうした動きで脚まで響く方は、椎間板が関わる坐骨神経痛のことが多く、背中を丸める方向より、反らす方向で楽になることが少なくありません。
そこで、どの動きで痛みが脚の先へ広がるのか(末梢化)、お尻や腰のほうへ戻ってくるのか(中心化)を確かめながら施術を進めました。あわせて、脚に力が入らない、尿や便の異常があるなど、すぐ医療機関へ相談していただくべきサインがないことも確認しています。
施術内容|神経をやさしく「すべらせる」
施術では、坐骨神経をやさしく動かす神経スライダーを行いました。神経を引っぱって伸ばすのではなく、頭側をゆるめるときは足首側を動かし、足首側をゆるめるときは頭側を動かして、神経が周りの組織の中をすべるように動かす方法です。
やり方は「坐骨神経痛のストレッチ、いつからやっていい?」で紹介しています。
通い始めのころ|日常生活には困らなくなったが、違和感が残りました
施術を続けるなかで、日常生活に支障はなくなりました。ただ、腰まわりの違和感が残っていました。
痛みが引いても、体の使い方が以前のままだと、また同じところに負担が集まります。そこで、ここからは体操の指導に力を入れました。
体操指導|背中と股関節の「動き方」を取り戻す
背中が硬く、丸められなかった → キャット&カウ
この方は、背中が硬く、うまく丸めることができませんでした。背中が動かないと、前かがみの動きを腰だけで受け持つことになります。そこで、四つ這いで背中をゆっくり丸めたり反らしたりするキャット&カウをお伝えしました。
股関節を曲げるのが苦手だった → ヒップヒンジ
もうひとつ、股関節を曲げるのが苦手で、お尻を後ろへ引きながら上体を前へ倒すヒップヒンジができませんでした。前かがみのときに股関節が曲がらないと、そのぶん腰が大きく曲がり、腰に負担が集まります。股関節から体を折りたたむ動きを、一緒に練習しました。
どちらの体操も、やり方は「腰痛ストレッチ・体操7選」で紹介しています。
その後|違和感もなくなりました
体操を続けていただき、残っていた違和感もなくなりました。
※回復の経過には個人差があります。施術の効果を保証するものではありません。
院長より|痛みが引いたあとが大切です
前かがみや咳で脚に響く痛みは、とても不安になるものです。まずは神経を刺激しない施術で痛みを落ち着かせ、そのあとで、背中や股関節がしっかり動く体に戻していく。この順番が大切だと考えています。
日常生活に困らなくなったところで通院をやめてしまう方も少なくありませんが、違和感が残っているうちは、体の使い方がまだ元に戻りきっていないサインかもしれません。
同じようにお悩みの方へ
前かがみや咳で脚に響く方が避けたい動きは「坐骨神経痛でやってはいけないこと7つ」で、当院の施術については大和市・高座渋谷の坐骨神経痛の施術ページでお話ししています。
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