腰痛の応急処置(ぎっくり腰・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症で急に腰が痛くなったら」
腰痛は突然起きることがあり、動けないほどの強い痛みに襲われることもあります。
このページでは腰痛全般に共通する応急処置をまとめました。
👉 腰痛全体の原因や種類については 腰痛ページ をご覧ください。

・急に腰が痛くなって冷やしたらよいのか?温めたらよいのかわからない
・安静にすればよいのか?体を動かしていいのかわからない
腰が痛くなったらどうする?まず取るべき応急処置
腰痛は突然の激しい痛みで動けなくなることがあります。
正しい対応を知っておくことで、回復を早めたり再発を防ぐことにつながります
炎症があるぎっくり腰
- 筋肉や靭帯に損傷や炎症が生じているタイプ
- この場合はアイシング(15〜20分程度の冷却)が有効
- 炎症を鎮めることで痛みが落ち着きやすくなる
炎症がない腰痛のタイプの分類
腰痛は必ずしも炎症が原因ではありません。
臨床の現場では、以下のような「炎症がないタイプ」で発症するケースも多く見られます。
冷え型
- 冷え性や冬場に多い
- 血流不足で筋肉が硬直 → 急な動きで発症する場合も
- アイシングは逆効果になることも
- 温めや血流改善が有効
拘縮型(筋肉の硬直)
- 長時間のデスクワークや不良姿勢が原因
- 筋肉が慢性的に硬直し、急な動作でロックがかかるように発症
- 動くと少しずつ楽になるケースが多い
疲労蓄積型
- 肉体労働や育児、スポーツで腰に負担が続いている人に多い
- 疲労で筋肉が柔軟性を失い、発症
- 回復には施術+休養+生活習慣の見直しが必要
自律神経型
- 強いストレスや不眠の時期に起こりやすい
- 自律神経の乱れで筋肉が過緊張 → 発症
施術での緩和とともに、睡眠改善や呼吸法が有効
炎症がない場合の応急処置
- 無理のない範囲で体を動かす
- 軽い歩行やストレッチで血流を保つ
- 長時間の安静やアイシングは避ける
👉 タイプによっては冷やすよりも温める方が良いケースもあります。
当院での対応
ポポの木整骨院では、
- 「炎症型」か「非炎症型」かを見極め
深部整体・骨盤矯正・連動性アプローチで根本改善
- 生活習慣やセルフケア指導もあわせて実施
2024年には腰痛の患者72名のうち約80%が3回以内で日常生活に復帰しています。
症状別の注意点
まとめ
腰痛は一律に「冷やせば良い」わけではありません。
- 炎症型 → アイシング有効
- 非炎症型(冷え・拘縮・疲労・自律神経) → 冷やすのは逆効果のことも
👉 自分のタイプに合った対応をとることが大切です。
👉 他のぎっくり腰の情報(原因・再発予防)は 腰痛の総合ページ をご覧ください。

執筆者:柔道整復師・按摩マッサージ指圧師 院長 大岡 統
当院では完全予約制を取り、お一人お一人様と向き合いしっかりと耳を傾け、施術を通して、「来て良かった」と言っていただけるように全力でサポートさせていただきます。
私は痛みを取り除くだけではなく、ビジョンがあります。
その先にある患者様の未来が幸せで豊かなものであるように小さな街「高座渋谷」にある小さな整骨院「ポポの木」が皆様の大きな幹となって「皆様の健康と豊かな生活」をお守りさせて頂く事で社会に貢献していく事を使命と考えているからです。