ドケルバン病

Q&A
Q: なぜ腱鞘炎が発生するのか?
腱鞘炎(ドケルバン病)は、親指と手首を連結している二つの筋肉の腱である「長母指外転筋」と「短母指伸筋」が腱鞘と呼ばれる部位で炎症を起こす病態です。これは、腱鞘が摩擦により厚くなり、腱が太くなることによって発生します。妊娠から出産期にかけてのホルモンの影響や更年期におけるホルモンバランスの変化も原因とされています。これらの要因により、腱と腱鞘がすり減りやすく、指の動きの際に痛みが生じることがあります。
Q: ドケルバン病が悪化するとどのようなリスクがあるのか?
ドケルバン病が悪化すると、指の力が低下し、関節が固まって伸ばせなくなる拘縮が発生する可能性があります。また、指の筋力が低下し、普段の活動や物を持つことが難しくなります。
Q: ドケルバン病から抜け出すためにはどのような施術が必要か?
ドケルバン病から回復するためには、腱鞘炎の症状だけでなく、それを引き起こした筋肉の硬さや使い方にも注意を払う必要があります。腱を引っ張っているのは筋肉であり、筋肉が硬くなることで腱鞘炎が悪化することがあります。施術だけでなく、全身のバランスを整え、筋肉を緩め、適切な使い方を指導することが重要です。
Q: 当院で行っている整体とは?
高座渋谷ポポの木整骨院では、腱鞘炎やドケルバン病の患者に対して、全身的なアプローチを提供しています。指の炎症だけでなく、腰や肩、背中などの身体全体の硬さと関連性を考慮し、施術を行います。また、身体の動き方についても指導し、痛みや症状の改善をサポートします。