梨状筋症候群
・腰が痛む。
・臀部に痛みがある。
・長時間座ることができない
・臀部から脚にかけてしびれる。
・臀部から足にかけてしびれる。
デスクワークを長時間おこなっていたり、車を運転をしている時、急にお尻が痛くなることはありませんか?
この症状は、もしかしたら「梨状筋症候群」かもしれません。
梨状筋症候群とは何か
梨状筋症候群の原因は、梨状筋が硬くなって神経を圧迫すると引き起こされます。
原因としては大きく3つ挙げられます。
- 中腰の姿勢による負担
- 長時間の座位
- 骨盤の状態、反り腰や骨盤後傾などが原因になるもの
それぞれの原因を少し詳しく説明します。
・中腰の姿勢による負担
ゴルフ、草むしりなど中腰の姿勢により筋肉に負担がかかり、お尻の筋肉が硬くなってしまいます。
その結果、その下を通る坐骨神経を圧迫してしまい、痛みやしびれを引き起こします。
・長時間の座位
長時間座っていることも神経が圧迫されて、梨状筋症候群の症状が引き起こされます。
・骨盤の状態、反り腰や骨盤後傾などが原因になるもの
その他、骨盤の歪みによって、下肢の長さが変わることも梨状筋症候群の原因になることもあります。
放置すると:坐骨神経痛や筋肉が硬直し悪化するリスク
では梨状筋症候群を放置した場合、どのようなリスクがあるのでしょうか?
主に5つのリスクが挙げられます。
- 痛みの慢性化
- 神経の損傷
- 筋力低下と筋萎縮
- 歩行障害や可動域の制限
- 生活の質の低下
詳しく解説していきます。
1.痛みの慢性化
梨状筋症候群は初期症状だと一時的な痛みや違和感であることが多いです。
しかし、これを放置し続けると痛みが慢性化してしまう可能性があります。
痛みが長期間続くと生活の質も落ちてしまい、仕事や生活に支障をきたす原因にもなります。
また、痛みが慢性化することで治療に時間がかかる場合や、痛みの解消が難しくなってしまうため注意が必要です。
2.神経の損傷
梨状筋が坐骨神経を圧迫し続けると神経へのダメージが進行してしまう可能性があります。
それによって、単なる痛みだけでなく神経痛やしびれ、感覚異常などの症状が強くなってしまうおそれがあります。
この場合、治療が遅くなってしまうと症状が常に出続けるような状態になってしまうため元に戻すことが難しくなります。
3.筋力低下と筋萎縮
長期間にわたって神経が圧迫されてしまうことで梨状筋だけでなく、坐骨神経が支配している他の筋肉にも影響が及びます。
脚や足の筋力低下が起こり、最悪の場合には筋萎縮(きんいしゅく)が発生します。
筋萎縮が進むと足の動きや歩行に支障をきたしてしまいリハビリが必要になることがあります。
4.歩行障害や可動域の制限
梨状筋症候群を放置することで、股関節や足の動きが制限されることがあります。
これは痛みや筋肉の緊張によって動きを制限されることが原因です。
結果的に歩行困難や階段の上り下り、立ち上がり動作が制限されることもあります。
5.生活の質の低下
梨状筋症候群を放置することで痛みや運動障害により日常生活が制限されてしまい生活の質が低下します。
趣味や運動、仕事にも支障をきたしてしまい精神的なストレスも増加する可能性があります。
症状から抜け出すためには:梨状筋症候群を軽減し緩和する方法
症状を改善するためには、梨状筋を緩め、筋膜リリースや骨盤矯正などの施術が効果的です。
次に梨状筋症候群の症状と対応する改善策を紹介します。
状 | 説明 | 改善策 |
---|---|---|
坐骨神経痛 | 坐骨神経が圧迫され、腰から下肢にかけての痛みやしびれが生じる | 梨状筋のストレッチ、神経圧迫の軽減 |
股関節痛 | 股関節周辺の痛みや違和感。歩行時に痛みが増す | 骨盤矯正、姿勢改善 |
下肢痛、しびれ | 梨状筋が下肢の神経を圧迫し、しびれや感覚異常が発生 | 筋膜リリース、神経解放施術 |
筋肉の緊張、硬直 | 梨状筋や周辺の筋肉が硬直し、可動域が狭まる | トリガーポイント療法、筋肉のストレッチ |
梨状筋症候群の痛みを防ぐ!大和市の高座渋谷ポポの木整骨院の施術に関して
梨状筋症候群でお悩みの患者さまの声
例えば、40代の女性Aさんは、長時間のデスクワークの影響で坐骨神経痛が発症しました。最初はおしりの軽い痛みだけでしたが、次第にお尻から太もも、ふくらはぎにかけて痛みとしびれ引き起こされ、歩くのが困難になりました。特に椅子に長く座っているとお尻が痛み、また立ち上がる時も痛みが強くでるようになりました。
Aさんは、最初はすぐ治るとおもわれていましたが、痛みがなかなか改善しないため、当院にご来院されました。
梨状筋症候群の症状例とその解決策
Aさんの場合、以下の症状が見られました。
- 坐骨神経痛: お尻から太もも、ふくらはぎにかけて鋭い痛みとしびれの解決策として、梨状筋ストレッチとトリガーポイント療法、筋膜リリースによって、筋肉を緩めて神経への圧迫を軽減しました。
- 筋肉の硬直: 朝起きると腰からお尻の筋肉が硬く、起き上がるのが困難な状態でした。これに対しては、膝抱え運動やお尻のストレッチを定期的におこなってもらい、筋肉が固くならないように予防しました。
- 股関節の可動域制限: 股関節が固まり、歩くと痛みが出るため、日常的な動作が困難になることがありました。ここでは、歩行分析と歩行の改善を行いながら、整体で股関節の可動域を広げる治療を実施しました。
- 痛みの増悪: 痛みがひどくなる時期があり、特に疲労やストレスが溜まった時に症状が悪化しました。この場合は、マッサージによって、リラクゼーションを改善を図りました。
改善された具体的な例
Aさんは、当院の筋膜リリースと骨盤矯正、さらに自宅でできる梨状筋ストレッチを組み合わせた施術の結果、痛みがだんだんと軽減し、再び長時間座っても大きな不快感を感じることが少なくなりました。また、股関節の可動域が広がり、日常生活の動きもスムーズになり、歩行時の痛みも軽減されました。
Aさんは今、健康を取り戻し、笑顔で生活を過ごせるようになりました。
このように、的確な施術を受けることと自己管理を続けると、梨状筋症候群の症状は改善します。
もし、あなたが梨状筋症候群の症状に悩んでいるなら、高座渋谷ポポの木整骨院へご来院ください。
梨状筋ストレッチやトリガーポイント療法を組み合わせることで、神経への圧迫を軽減し、痛みを和らげることができます。
また、整体、骨盤矯正や筋膜リリースによって、姿勢と関節の改善、筋肉の緊張をほぐすことができます。
当院では、これら効率的に組み合わせ、あなたの痛みの原因を根本から改善をサポートします。さらに、自宅でできるストレッチ方法や日常生活の改善策もアドバイスし、再発予防も目指せます。
梨状筋症候群の症状を放置せず、早めに治療を開始しましょう。
高座渋谷ポポの木整骨院では、あなたの症状に合わせたオーダーメイドの治療プランを提供しています。
梨状筋症候群の改善を目指し、筋膜リリースや骨盤矯正、さらに最新のEMSトレーニングでインナーマッスルを強化することが可能です。
今すぐ当院にご相談ください。
初回のカウンセリングで、あなたの症状を説明し、具体的な解決策を提案します。
健康な体を取り戻し、痛みのない生活を実現するために、ぜひ私たちの施術をご体験ください。