シンスプリント
☑すねの内側に痛みを感じることが多い。
☑スポーツのはじめにすねの内側が痛む。
☑長時間の運動や走行後に痛みが出やすく、休憩後に痛みが軽減することがある
☑歩行時に痛みが出ることがある
シンスプリントとは?
シンスプリント(shin splints)は、下腿部(すね)の内側にある脛骨(けいこつ)の周りの筋肉や腱が炎症を起こす病態です。過度の運動、特にバスケットボールやサッカーその他として長距離走やジャンプ、スキーなど、下肢に負荷がかかるスポーツをする人によく見られます。初期症状であれば、おおよそ2習慣程度で改善します。
主な症状としては、すねの下1/3位内側の痛み、、腫れなどがあります。特に、運動中や安静にしていてもに痛みを感じることがあります。痛みの程度は軽いものから激しいものまでさまざまで、痛む部位も個人差があります。
シンスプリントは、運動の前後に適切なストレッチやウォームアップ、また、運動量の調整や適切な靴装備などによって予防することができます。症状が出た場合は、安静にして炎症を静めたり、運動や日常生活での負荷を軽減するためにサポーターやテーピングを使用したりすることがあります
原因と対処法とは?
シンスプリントの原因は、一般的には下肢に負荷がかかるスポーツや運動を行った際に、筋肉や腱が繰り返し収縮・伸張することによって、脛骨の周囲の軟部組織に炎症が生じることが原因とされています。
具体的には、走ったりジャンプしたりすることで、脛骨の周りの筋肉が収縮し、繰り返しストレスがかかることで、筋肉や腱に微小な損傷が生じ、それが炎症を引き起こすと考えられています。
また、シンスプリントを引き起こす要因として、以下のようなものがあります。
過剰な運動量
歩行や走行姿勢の異常
臀部や脚の筋力の低下
筋肉や腱の柔軟性の低下
運動前後の不十分なストレッチやウォームアップ
これらの要因が組み合わさることで、シンスプリントが発症することがあります。
シンスプリントの対処法には、以下のようなものがあります。
運動や日常生活での負荷を軽減する
シンスプリントの症状が出ている間は、運動や日常生活での負荷を軽減することが大切です。運動を休んだり、負荷のかからない運動に切り替えたり、長時間の立ち仕事や歩行を避けるようにしましょう。
アイシング
痛む部分にアイスパックなどを当てることで、炎症を静めることができます。アイシングは、10分~15分程度、1日3回程度を目安に行いましょう。
ストレッチやマッサージ
シンスプリントを引き起こす筋肉の硬さや緊張を緩和するために、ストレッチやマッサージを行うことが効果的です。特に、ふくらはぎや足底筋膜のストレッチやマッサージが有効です。
足首や脚に適した靴を履く
足首や脚に適した靴を選ぶことで、ショックを吸収しやすくなり、足の負担を軽減することができます。
炎症を抑える薬の使用も有効です。
シンスプリントを放置すると?
シンスプリントを放置すると、痛みが悪化し、日常生活に支障をきたすことがあります。また、放置し続けると、痛みが強くなり、慢性化する可能性があります。さらに、痛みの原因である筋肉や骨にダメージが蓄積され、痛みの回復に時間がかかるようになる可能性があります。
また、放置し続けることで、骨折やストレス骨折などの合併症が発生することもあります。特に、ランニングやジャンプなど、下肢に負荷がかかるスポーツをしている場合は、早期の治療が重要です。
したがって、シンスプリントの症状がある場合は、放置せずに早めに門家の診断を受け、適切な治療を行うことが大切です。
シンスプリントの当院の治療法とは?
ポポの木整骨院が提供するシンスプリントの治療には、痛みの原因を探し出し、痛みを改善するだけでなく、再発を防止するために柔軟性を向上させる施術が含まれます。
具体的な施術方法については、患者さんの症状や状態に合わせてカスタマイズされますが、一般的には以下のような施術が行われることがあります。
まず、患部の状態を詳しく診察し、痛みの原因や痛みの程度を把握します。
次に、筋肉や関節の柔軟性を高めるストレッチや整体、運動療法などを行います。
さらに、姿勢や歩き方の改善など、生活習慣の見直しを促すアドバイスも行われます。
これらの施術を継続的に受けることで、シンスプリントの症状を改善し、再発を防止することが期待されます。
参考記事:
https://poponoki.jp/sejutu/%e6%95%b4%e4%bd%93/