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【やばい腰痛】見逃してはいけない危険なサインとその原因
柔道整復師 按摩指圧マッサージ師 高座渋谷ポポの木整骨院院長:大岡 統
最終更新日:2024/09/07
【目次】
- 腰痛の主な原因|老化・内臓疾患・がんが関係することも
- 【要注意】腰痛と感染症の関係|見逃せない症状とは?
- 腰痛のタイプ別対処法|あなたの腰痛はどのタイプ?
- 【やばい腰痛のサイン】放置してはいけない症状とは?
- まとめ|腰痛は早めの対処が鍵!危険なサインを見逃さずに
はじめに
皆さんは腰痛に悩まされたことはあるでしょうか。
特に仕事や日常生活で腰の痛みを感じたこと、皆さんも一度は経験ありますよね。
腰痛がやばいと感じる場合、その背後には様々な原因が隠れていることがあります。
ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどの急性の症状もあれば、筋肉や関節の老化、姿勢の問題による慢性的なものまで原因は本当に様々です。
腰痛は放置すると生活の質を大きく下げてしまう可能性があるため早め早めの対策をしなければいけません。
腰痛の改善には適切なストレッチやエクササイズ、コルセットを使用する事などが効果的です。
ギックリ腰や産後の腰痛には整骨院などでの骨盤調整や姿勢矯正がおすすめです。
腰痛の原因に応じた治療や対策をすることでより早く痛みを取る事ができます。
本ブログではそんな腰痛に関する情報をより詳しく深堀していきます。
このブログは皆さまの日々の何かの支えやヒントとなりますよう祈っています。
腰痛の主な原因|老化・内臓疾患・がんが関係することも
まず腰痛の原因とは何なのでしょうか?
腰痛の原因は大きく三つに分けることができます。
- 筋肉と関節の老化
- 内蔵疾患
- がん
詳しく説明していきます。
筋肉と関節の老化
腰痛の原因として最も一般的なのは筋肉や関節の老化です。
年齢とともに徐々に劣化してしまい柔軟性や力が徐々に減少してしまいます。
日常の動作だけでも腰に負担がかかりやすくなります。
特にぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどが問題となることが多いです。
適切なストレッチや筋力トレーニングを行うことで筋肉を強化し、腰痛の予防や改善に繋げていきましょう。
内臓疾患
続いて内臓の疾患も腰痛の原因となることがあります。
消化器系の疾患や泌尿器系の病気は痛みを引き起こすことがあります。
これが腰痛として感じられることがあります。
例えば腎結石や腎炎などが挙げられます。
腰だけでなく他の部位にも痛みや不快感が現れることが多いとされています。
その際は早めに医師に相談することが大切です。
がん
まれにではありますが、がんが腰痛の原因となることもあります。
特に中高年の方で痛みが強くなったり夜間に悪化する場合はがんの可能性も考えられます。
骨や脊椎に転移することがあるため、痛みが続く場合や激しい場合は整形外科などでの精密検査が必要です。
がんは早期発見と早期治療がカギです。
「なにかおかしいな?」と思ったら迷わず医師に相談しましょう。
【要注意】腰痛と感染症の関係|見逃せない症状とは?
実は腰痛には感染症が隠れていることがあります。
主に有名なものは二種類。
- 腸腰筋膿瘍、化膿性椎間板炎
- 尿路感染症
詳しく解説していきます。
腸腰筋膿瘍と化膿性椎間板炎
腰痛の背後には、驚くべき原因が潜むことがあります。
それが感染症です。代表的なものには腸腰筋膿瘍と化膿性椎間板炎があります。
これらの感染症は細菌が腸腰筋や椎間板に侵入して炎症を引き起こすことで強い腰痛をもたらします。
腸腰筋という筋肉群に膿が溜まる状態を腸腰筋膿瘍と言います。
症状としては発熱や下腹部の腫れ、そして急激な腰痛が主です。
これはかなりやばい病気で、早期に治療を開始することが重要です。
化膿性椎間板炎は椎間板自体が感染を起こし、周囲の骨や筋肉にまで炎症が広がることがあり非常に激しい痛みを伴います。
このような感染症による腰痛では抗生物質の投与や場合によっては手術が必要です。
普段と違う痛みや変な症状が同時に来た場合には迷わず病院へいきましょう。
尿路感染症
腰痛の原因として意外に思われるかもしれませんが、尿路感染症も関与することがあります。
特に腎盂腎炎(じんうじんえん)と呼ばれる感染症は腰の辺りに強い痛みを引き起こします。
この病気は、尿路感染が腎臓にまで広がった状態で高熱や寒気、頻尿などを伴います。
尿路感染症による腰痛は単なる筋肉の問題とは異なるため、専門医による診断と治療が不可欠です。
症状が進行する前にできるだけ早い段階で医療機関を受診することが大切です。
また、日常的に水分を十分に摂取したり適切なトイレ習慣を心掛けることが予防につながります。
いかがだったでしょうか?「そんなもので腰痛になるの?」と意外だったものも多かったのではないでしょうか?
意外と知られていない腰痛の原因も多かったと思います。
ではいざ腰痛となった時どのような対処をすれば早く治すことができるのか。
次の章では実際に腰痛のタイプとその対処法に関して説明していきます。
腰痛のタイプ別対処法|あなたの腰痛はどのタイプ?
腰痛にはタイプがあり、それによって対処法も異なります。
タイプとして大きく3種類存在します。
- 非特異性腰痛と特異性腰痛
- ストレスによる腰痛
- 加齢とともに増えてしまう腰痛
非特異性腰痛と特異性腰痛
腰痛には大きく分けて「非特異性腰痛」と「特異性腰痛」の二つのタイプがあります。
非特異性腰痛は原因が明確に特定できない腰痛のことを指します。
腰痛の方の約85%がこれに該当します。筋肉の疲労や姿勢の悪さであったりストレスなどからくることも多いです。
特異性腰痛は画像診断や血液検査などで原因が特定できるもので椎間板ヘルニアや圧迫骨折、腰部脊柱管狭窄症などが含まれます。
非特異性腰痛の場合コルセットやストレッチ、適度な運動が効果的です。
また整体や接骨院での治療もおすすめです。
特異性腰痛の場合は状態によっては手術などを検討しなければならないことも多いため早め早めの治療を心掛けましょう。
ストレスによる腰痛
ストレスも腰痛の大きな原因の一つです。緊張や疲労が筋肉に負担をかけることで痛みを引き起こします。
仕事や生活のストレスが濃厚に絡むこともあります。
このような腰痛を改善するためには自分自身がリラックスできる時間を作る事が大切です。
ヨガや瞑想、深呼吸などのリラクゼーション法を取り入れると良いでしょう。
趣味に没頭する時間も時には大切になってきます。
加齢とともに増えてしまう腰痛
加齢に伴って腰痛が増えるのは自然なことです。
年齢を重ねると筋肉や関節の老化が進むことで腰部に痛みを感じやすくなります。
特に椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの症状が現れることが多くなるため、早めの対策が求められます。
定期的なメンテナンスとして筋トレやストレッチ、適度な運動を日常生活に取り入れることが重要です。
「自分では中々続けられない」そんな方は整体や整骨院での施術を受けるのも一つの対策です。
最近はテレビ等で特集を組まれることも多くなって来ているためそういった映像を参考にしながら運動の習慣を作ったり一日の中で少しでも身体を動かすことが大切です。
【やばい腰痛のサイン】放置してはいけない症状とは?
色々お話してきましたが、腰痛の中には危険なものも多く存在します。
腰痛だから、と放置していると実は大変なことになってしまうこともあります。
ではどうやって判断するべきなのでしょうか?
以下の文章に医師に相談すべき症状を紹介します。
安静時の痛み
まず安静時にも痛みが強くなる場合や夜間に痛みがひどくなる場合は注意が必要です。
椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、さらには圧迫骨折などの重大な障害が隠れていることがあります。
また、発熱や体重減少と共に腰痛が見られる場合も感染症やがんの可能性が考えられます。
下肢の痺れ
さらに、下肢にしびれや麻痺が出たり排尿・排便に異常が見られる場合も緊急を要するサインです。
坐骨神経痛や馬尾症候群などの神経障害が疑われ、このような場合には早急な医療処置が必要です。
急な激しい痛み
また、急に激しい痛みが走る「ぎっくり腰」(急性腰痛症)も適切な対応が求められます。
痛みが引かない場合や、痛みがどんどん増してくる場合は、整形外科や整骨院での診断を受け、適切な対策を講じることが重要です。
ストレッチや姿勢矯正、骨盤調整といったメンテナンスも症状改善に役立ちますが、まずは専門家の判断が必要です。
まとめ|腰痛は早めの対処が鍵!危険なサインを見逃さずに
いかがだったでしょうか?
危険な腰痛のサインや分類ごとの対処法の違い等、知っているようで知らない腰痛の情報も多かったのではないでしょうか。
ただの痛みだからと我慢せずしっかりと対処していきましょう。
自分ではどうにもならない時には病院や医師の診断、整骨院や整体院・マッサージ店など医療機関などに頼ることも大切です。
大和市にある高座渋谷ポポの木整骨院でも腰痛をお持ちの方々に対し専門性のある技術を提供しています。
不安なことや聞いてみたいこと、些細なことでも大丈夫です。
もし何かございましたらお気軽に当院へご連絡ください。
本ブログが皆様のお役に立てることを心より祈っております。