スタッフブログ
マタニティの日常動作指導
日常動作 ママさんたちへ
妊婦のみなさんこんにちは、
当院では、妊婦さんも多く来られるので、動作を指導することがあります。
今日お伝えするのは、マタニティ期の座り方、立ち方、ベットからの起き上がり方です。
マタニティ期とは
「マタニティ期」とは、一般的に妊娠中の期間を指します。この期間は、女性の身体と心に多くの変化が起こる非常に特別な時期です。マタニティ期は大きく初期、中期、後期の三つに分けられ、それぞれに特有の特徴や注意点があります。
初期(妊娠1~12週)
身体の変化: 妊娠初期は、ホルモンの変化によって吐き気や嘔吐(悪阻)、疲労感、頻尿、胸の張りなどが起こることが多いです。
注意点: 流産のリスクが最も高い時期であるため、重い物を持つことや過度な運動は避けるべきです。バランスの取れた食事と十分な休息が重要です。
中期(妊娠13~28週)
身体の変化: 胎児が成長するにつれてお腹が目立ってくる時期です。胃や腸に圧力がかかり、消化不良や便秘の問題が生じることがあります。また、胎動を感じ始める時期でもあります。
注意点: 胎児の成長に必要な栄養素をしっかり摂取し、適度な運動を心がけることが大切です。妊娠中の特定の健康問題に注意し、定期的な健診を受けることが重要です。
後期(妊娠29週~出産)
身体の変化: お腹が大きくなることで、腰痛や足のむくみ、呼吸の苦しさなどが生じることがあります。胎児が下がってくると、出産に向けた体の準備が始まります。
注意点: 体重の増加に注意し、バランスの良い食事を続けます。運動は軽めにし、睡眠を十分に取ることが推奨されます。出産準備のための教室への参加や出産計画の立案も大切です。
マタニティ期には、特に骨盤周りのインナーマッスルが弱ってしまいやすくなります。骨盤底筋や腹横筋などの筋肉が弱体化することで、姿勢の安定性が低下し、腰痛や骨盤の不安定感が引き起こされやすくなります。
①マタニティ期のインナーマッスルが鍛えられる座り方|高座渋谷ポポの木整骨院
お尻の下にバスタオル丸めて棒のようにしていれて仙骨がたつようするとインナーマッスルが鍛えられるので
テレビをみながら行ってみたらいかがでしょうか?
②マタニティ期の腰に負担のかからない椅子からの立ち上がり方|高座渋谷ポポの木整骨院
妊婦さんにとってお腹が大きくなっているため、
普通に立ち上がろうとすると膝痛や股関節痛、腰痛も引き起こす可能性があります。
太ももに手を置いて、頭の重みを利用して立ち上がる方法は、以下の手順に従います。
最初に、お辞儀をするようにして頭を前に傾けます。
頭を下に向けることで、身体の重心が前に移動し、お尻が浮きます。
この状態で太ももに置いた手の力を使って、起き上がります。
この方法を使うと、腰や膝への負担を軽減しつつ、スムーズに立ち上がることができます。
③マタニティ期の寝方|高座渋谷ポポの木整骨院
妊娠中はお腹が大きくなるため、仰向けでの寝る姿勢が負担となります。特に妊娠中期からは、左側を下にして寝る「シムス位」がお勧めされます。
シムス位では、以下の手順に従います。
横向きになります。
下側の脚を伸ばし、やや後方に引きます。
上側の膝を曲げて寝ます。
さらに、快適にするためには、脚の間にクッションを置いたり、抱き枕を使うことが効果的です。
起き上がる際には、まず横向きになり、その後四つんばいの姿勢になってから立ち上がります。背中が痛い場合は、横向きの姿勢が背中への負担を軽減するので、特に有効です。
④その他のお悩み☆
腰痛がある場合
仰向けで膝にクッションを置いて曲げて寝る
または、横向きで寝る
☆恥骨の痛み
仰向けで膝にクッションを置いてねる
☆むくみ
仰向けで足を心臓より上の位置にして寝る。
ベットに対して横向きに寝る
ポポの木整骨院では、妊娠中や出産後の身体の不調や痛みに対する施術を提供しています。妊娠中のお腹の大きさや出産による負担からくる腰痛や肩こりなどの症状に悩んでいる方々に、安心して治療を受けていただけるよう、経験豊富なスタッフが丁寧に対応いたします。
ポポの木整骨院では、マタニティ専用の施術メニューやストレッチ法を提供し、お客様一人ひとりの状態に合わせたケアを行います。安心してお越しください。