大和市で五十肩でお悩みの方へ|原因・症状・改善法|大和市高座渋谷で口コミ1位の整骨院

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大和市で五十肩でお悩みの方へ|原因・症状・改善法

五十肩(肩関節周囲炎)は、中年以降に多くみられる肩の痛みと動きの制限を伴う症状です。特に50歳代に多く見られることから「五十肩」と呼ばれていますが、実際には40代で発症することもあり、その場合は「四十肩」と呼ばれます。症状としては肩の痛みや腕が上がりにくくなるといった特徴がありますが、適切な治療とケアによって改善することが可能です。

大和市で五十肩にお悩みの方に向けて、症状のチェック方法から原因、種類、そして効果的な改善方法までを詳しくご紹介します。

  • 肩が痛く腕が上がらない
  • 背中に手が届かない
  • 肩がズキズキ痛む
  • 夜間に肩が痛くて起きてしまう。

1.これって五十肩?見逃せない主な症状と放置するリスク

五十肩の主な症状

痛みと可動域制限

  • 腕を上げようとすると肩に痛みが走る
  • 肩を外側に回すと痛みがある(例:背中を洗うときなど)
  • 肩の動きに制限を感じる(可動域が狭くなっている)
  • 腕を頭の上まで上げられない
  • 肩関節の動きがスムーズでなく、引っかかる感じがする

夜間・朝の症状

  • 夜間、肩の痛みで目が覚める、または眠りにくい
  • 痛みで寝返りが打ちにくい
  • 朝起きた時に肩が特に痛い、または硬い
  • 患側を下にして寝ると痛みが強くなる
  • 安静時でも肩に鈍痛が続く(特に炎症期)

日常生活への影響

  • 着替えの際に腕を通すのが困難
  • 洗髪や洗顔など、腕を上げる動作が痛い
  • 後ろポケットに手を入れられない
  • ブラジャーのホックの着脱が困難
  • 上着を着る際に腕を後ろに回せない
五十肩の特徴的な症状

症状のセルフチェック方法

以下の簡単なチェックで五十肩の可能性を確認できます。痛みが強い場合は無理せず、できる範囲で行いましょう。

  1. 前方挙上テスト:真っ直ぐ腕を前に上げてみましょう。健康な肩であれば180度近く挙げられますが、五十肩では90度程度で痛みが出ることがあります。
  2. 外旋テスト:肘を90度に曲げ、腕を外側に回してみましょう。五十肩では、この動きで痛みや制限を感じることがあります。
  3. 内旋テスト:手を背中に回し、どこまで手が届くかを確認します。五十肩では、肩甲骨の中央辺りまでしか手が届かないことがあります。

注意: セルフチェックだけでは正確な診断はできません。症状が2週間以上続く場合や、痛みが強い場合は、早めに整形外科を受診することをお勧めします。

放置するとどうなる?五十肩のリスク

五十肩を放置すると、以下のような問題が生じる可能性があります:

  • 慢性的な痛み:適切な治療をせずに放置すると、痛みが長期化する可能性があります
  • 可動域制限の悪化:関節包の拘縮がさらに進み、肩の動きが著しく制限される恐れがあります
  • 日常生活への支障:着替え、洗髪、背中を洗うなどの日常動作が困難になります
  • 睡眠障害:夜間痛により質の良い睡眠が取れなくなり、疲労や体力低下につながります
  • 回復期間の長期化:早期治療に比べて回復までの期間が長くなる可能性があります
  • 筋力低下:肩を動かさないことによる筋力低下が進行し、回復後も筋力が戻りにくくなります

これらのリスクを避けるためにも、五十肩の症状がある場合は早めに適切な治療を受けることが重要です。早期のケアが五十肩改善の鍵となります。当院ではハイボルト治療による炎症コントロールも行っています。

2.なぜ五十肩になるの?考えられる5つの主な原因

五十肩(肩関節周囲炎)は、明確な外傷がなくても発症することが特徴的ですが、以下のような要因が関わっていると考えられています。

1. 加齢による組織の変化

中年以降に多い理由として、年齢とともに肩関節周囲の組織(靭帯、腱、関節包など)の柔軟性が低下することがあります。組織の弾力性が失われることで、炎症や拘縮が起こりやすくなります。

対策ポイント

年齢に関わらず日常的に肩関節のストレッチを行い、柔軟性を維持することが大切です。また、適度な水分摂取や栄養バランスの良い食事で組織の健康を保つこともポイントです。

2. 肩関節包の炎症と癒着

肩関節包の炎症と癒着のイメージ

五十肩の主な病態は、肩関節を包む「関節包」に炎症が起き、その後に関節包が癒着・拘縮することです。関節包が縮むことで、肩の動きが制限され、痛みが生じます。

対策ポイント

炎症期には適切な休息と痛みのコントロールが重要です。拘縮期に入ったら医師の指導のもとで適切なストレッチを行い、関節包の柔軟性を徐々に取り戻すことが大切です。当院では深部整体による関節と筋膜のケアを行っています。

3. 長期の不使用や過度の安静

肩の痛みが出始めたときに、過度に肩を動かさないようにすることで、かえって関節の拘縮が進行することがあります。適度な動きを維持することが重要です。

対策ポイント

痛みの強い時期でも、医師の指導の下で可能な範囲での肩の動きを維持することが大切です。完全に動かさないことは避け、痛みのない範囲での軽い運動を心がけましょう。

4. 内科的疾患との関連

糖尿病や甲状腺疾患などの内科的疾患を持つ方は、五十肩を発症するリスクが高くなることが知られています。特に糖尿病患者の場合、五十肩の発症率が非糖尿病患者の2〜4倍高いとされています。

対策ポイント

基礎疾患がある方は、その疾患の適切な管理が五十肩の予防・改善につながります。定期的な検診と医師の指導に従うことが大切です。

5. 肩への過度な負担や姿勢の問題

日常生活での不良姿勢や、デスクワークなどによる長時間の同じ姿勢の維持が、肩関節周囲の筋肉バランスを崩し、五十肩のリスクを高める可能性があります。特に猫背や巻き肩などの姿勢は、肩関節への負担を増加させます。

対策ポイント

日常的に姿勢を意識し、定期的に肩回しなどの簡単な運動を行うことで、肩関節への負担を軽減しましょう。デスクワークでは1時間に1回は姿勢を変えて肩を動かすことがおすすめです。回復期にはEMSトレーニングで筋力を回復させることも効果的です。

3.五十肩の種類について知ろう

五十肩(肩関節周囲炎)は、その進行段階や症状の特徴によって以下のように分類されることがあります。自分の症状がどの段階にあるのかを理解することで、より効果的なケアが可能になります。

1. 進行段階による分類

① 炎症期(痛みが主体の時期)

  • 期間:発症から約2〜9ヶ月
  • 特徴:肩に強い痛みが出現し、特に夜間痛が顕著
  • 可動域:軽度〜中程度の制限
  • 日常生活:夜眠れない、痛みで動作が制限される

② 拘縮期(動きの制限が主体の時期)

  • 期間:発症から約4〜12ヶ月
  • 特徴:痛みは徐々に軽減するが、肩の硬さと動きの制限が顕著に
  • 可動域:中程度〜重度の制限
  • 日常生活:洗髪、着替え、背中を洗うなどの動作が困難

③ 回復期(徐々に改善する時期)

  • 期間:発症から約12〜24ヶ月
  • 特徴:痛みはほぼ消失し、肩の可動域が徐々に改善
  • 可動域:徐々に正常に戻りつつある
  • 日常生活:徐々に通常の活動が可能になる

2. 原因による分類

① 特発性(原発性)肩関節周囲炎

明らかな原因なく発症する五十肩です。最も一般的なタイプで、加齢や組織の老化が関連しています。

② 続発性肩関節周囲炎

以下のような他の疾患や状態が原因となって発症する五十肩です:

  • 糖尿病に伴う五十肩(糖尿病患者に多い)
  • 外傷後の五十肩(肩の骨折や脱臼後に発症)
  • 肩腱板損傷に伴う五十肩
  • 長期間の肩の不動化(例:脳卒中後など)による五十肩

3. 重症度による分類

① 軽症

軽度の痛みと可動域制限があるが、日常生活に大きな支障はない状態。

② 中等症

中程度の痛みと可動域制限があり、日常生活の一部に支障を来す状態。

③ 重症

強い痛みと著しい可動域制限があり、日常生活全般に大きな支障を来す状態。特に夜間痛が強く、睡眠障害を伴うことが多いです。

五十肩の種類や進行段階を理解することで、現在の状態に適した対処法を選択できます。特に治療法や自己ケアは、この段階によって異なるアプローチが必要となります。

4.自宅でできる五十肩の改善・予防法

五十肩の症状を和らげるためには、日常生活での工夫や自己ケアが重要です。以下のポイントを参考に、ご自宅でできる改善・予防法に取り組みましょう。

1. 温熱療法と冷却療法

炎症期(痛みが強い時期)

  • 氷嚢やアイスパックを使用して1回15~20分間、痛みのある部位を冷やします(痛みが強い時のみ)
  • タオルなどで包んで直接肌に当てないように注意しましょう

拘縮期以降

  • 入浴時に温かいシャワーを肩にかける
  • 蒸しタオルや温熱パッドを使用して肩を温める(1回20分程度)
  • 入浴後の温まった状態でストレッチを行うとより効果的
自宅での温熱ケアのイメージ

2. 睡眠時の姿勢の工夫

  • 痛みのある側を下にして寝ないようにしましょう
  • 仰向けで寝る場合は、肩の下に薄い枕や折りたたんだバスタオルを敷くと負担が減ります
  • 患側の腕の下に枕を置くと、肩関節の圧迫を軽減できます

3. 日常生活での動作の工夫

  • 着替えの際は、まず患側の腕から袖に通し、脱ぐときは健側から脱ぐようにします
  • 高い場所にあるものは、踏み台を使うか、誰かに手伝ってもらいましょう
  • 洗髪や洗顔は、肘をついて行うなどの工夫をします
  • バッグや重いものは健側で持ちましょう

4. 姿勢の改善

  • 猫背や巻き肩など、不良姿勢を改善しましょう
  • デスクワーク中は30分に1回程度、軽いストレッチや姿勢の見直しを行います
  • 背筋を伸ばし、肩の力を抜いてリラックスした姿勢を保ちましょう

5. リラクゼーションと痛みのコントロール

  • 深呼吸や軽いヨガなど、全身をリラックスさせる時間を持ちましょう
  • 痛みが強い場合は市販の湿布や塗り薬を使用する(医師に相談して使用することをお勧めします)
  • 睡眠不足やストレスは症状を悪化させることがあるので、十分な休息をとりましょう

6. 予防のための習慣

  • 日常的に肩関節の柔軟性を保つストレッチを行う
  • 肩甲骨周りの筋肉をほぐすセルフマッサージを定期的に行う
  • 適度な有酸素運動(ウォーキングなど)を継続的に行う
  • バランスの良い食事と十分な水分摂取を心がける

自己ケア時の注意点

自己流のケアで症状が改善しない場合や、痛みが強くなる場合は無理をせず、早めに専門医に相談しましょう。特に夜間痛が強い場合や、明らかに可動域が制限されている場合は、専門的な治療が必要なことがあります。当院ではハイボルト治療などの専門的なアプローチも行っています。

5.五十肩解消ストレッチ・エクササイズ

五十肩の症状改善には、適切なストレッチやエクササイズが効果的です。ただし、以下の点に注意してください。

  • 痛みの強い炎症期には、無理なストレッチは避け、痛みの範囲内で行う
  • 拘縮期に入ったら、より積極的にストレッチを行うことが大切
  • 痛みを我慢して無理に行わない
  • 毎日継続して行うことが効果的

【炎症期におすすめのやさしいエクササイズ】

1. ペンデュラムエクササイズ(振り子運動)

  1. テーブルなどに健側の手をついて体を支え、患側の腕を自然に下げます
  2. 体を少し前傾させ、腕を小さな円を描くように前後・左右にゆっくり振ります
  3. 腕の力を抜き、重力を利用して振り子のように動かします
  4. 1回につき30秒程度、1日3〜5回行います

効果:肩関節の緊張を緩和し、軽い可動域の改善に役立ちます

ペンデュラムエクササイズのイラスト

2. 壁のぼり運動

  1. 壁に向かって立ち、患側の指先を壁に軽くつけます
  2. 痛みのない範囲でゆっくりと指を壁に沿って上方に這わせます
  3. 到達点をマークし、次回はそれより高くなるよう目標を立てます
  4. 1回につき5回程度、1日2〜3回行います

効果:徐々に肩関節の前方挙上の可動域を広げます

【拘縮期におすすめのストレッチ】

3. タオルストレッチ

  1. タオルの両端を持ち、頭の後ろを通して上下に動かします
  2. 肩の柔軟性に応じて、タオルを持つ手の幅を調整します
  3. 1回につき10回程度、1日3回行います

効果:肩の外旋動作の改善に効果的です

タオルストレッチのイラスト

4. プーリーエクササイズ(ドアノブを利用)

  1. ドアのノブにタオルやロープを通して輪を作ります
  2. 両手でタオルの両端を持ち、健側の手で患側の腕を優しく引き上げます
  3. 痛みのない範囲でゆっくり行います
  4. 1回につき5〜10回、1日3回行います

効果:健側の力を借りて患側の可動域を徐々に広げることができます

5. 肩甲骨周りのストレッチ

  1. 両腕を体の前で組み、上体を丸めるように前に倒します
  2. 肩甲骨の間が伸びる感覚を味わいながら10〜15秒キープします
  3. 5回程度繰り返します

効果:肩甲骨周りの筋肉をほぐし、肩の動きを改善します

【回復期におすすめのエクササイズ】

6. ゴムバンドを使ったエクササイズ

  1. トレーニング用のゴムバンドを使います
  2. バンドを伸ばして、外旋(腕を外側に回す)・内旋(腕を内側に回す)の動きを行います
  3. 各10回ずつ、1日2セット行います

効果:肩周りの筋肉強化と可動域の更なる改善に効果的です。回復期にはEMSトレーニングも併用すると効果的です。

ストレッチ時の注意点

  • 痛みを感じる場合は無理をせず、痛みのない範囲で行いましょう
  • 呼吸を止めずに、ゆっくりと呼吸しながら行いましょう
  • 急激な動きは避け、ゆっくりと丁寧に行いましょう
  • 拘縮期以降のストレッチは、入浴後など体が温まっている時に行うとより効果的です

6.五十肩に関する一般的な注意点と専門家への相談の目安

一般的な注意点

  • 痛みが強い場合の無理な動き
    特に炎症期には、無理に動かすことで症状が悪化する可能性があります。痛みの範囲内で行うことが大切です。
  • 自己判断での過度なストレッチ
    特に可動域制限が強い場合、無理なストレッチは組織を傷つける恐れがあります。
  • 適切な段階に合わせたケア
    炎症期と拘縮期では適切なケア方法が異なります。自分の状態を理解して適切なケアを行いましょう。
  • 温熱・冷却の適切な使い分け
    炎症期には冷却、拘縮期以降は温めるなど、症状に合わせた対応が重要です。当院では症状に合わせて深部整体ハイボルト治療を活用しています。

専門家への相談を検討すべきケース

  • セルフケアを続けても2週間以上症状が改善しない場合
    初期の適切な治療が症状の長期化を防ぐために重要です。
  • 夜間痛が強く、睡眠に支障をきたす場合
    適切な痛みのコントロールが必要な場合があります。
  • 腕や手にしびれや麻痺がある場合
    神経症状を伴う場合は、他の疾患の可能性もあり、専門医の診断が必要です。
  • 肩の動きがほとんど制限され、日常生活に大きな支障が出る場合
    より積極的な治療介入が必要な可能性があります。
  • 外傷後に発症した肩の痛みや、突然の激痛がある場合
    腱板断裂など、他の疾患の可能性があります。

五十肩は適切なケアと時間の経過で改善することが多い疾患ですが、早期の適切な対応が回復を早める鍵となります。

7.五十肩に関するよくある質問

Q1: 五十肩は自然に治りますか?

A: 五十肩は適切なケアと時間の経過によって自然に改善することが多いですが、完全に治るまでには6ヶ月〜2年程度かかることもあります。何もせずに放置するよりも、適切な治療やリハビリテーションを受けることで回復が早まる可能性があります。症状が重い場合や長引く場合は、専門医による治療を受けることをお勧めします。

Q2: 五十肩の時に避けるべき動作はありますか?

A: 特に炎症期(痛みが強い時期)には、以下の動作を避けることが望ましいです:

  • 過度に腕を挙げる動作
  • 重いものを持ち上げる
  • 肩に強い負担がかかるスポーツ(テニス、ゴルフなど)
  • 痛みを我慢して無理に肩を動かすこと

ただし、完全に動かさないことも拘縮を進行させる原因となるため、痛みのない範囲での適度な動きは維持しましょう。

Q3: 五十肩と肩こりの違いは何ですか?

A: 五十肩は肩関節そのものの問題で、腕の挙上や回旋時の痛みと可動域制限が特徴です。一方、肩こりは肩や首の筋肉の緊張や疲労によるもので、主に肩周りの張りや重だるさを感じますが、通常は関節の可動域制限は伴いません。また、五十肩では特徴的な夜間痛があることが多いですが、肩こりでは夜間に症状が強くなることは少ないです。

Q4: 五十肩の治療にはどのようなものがありますか?

A: 五十肩の治療には以下のようなものがあります:

  • 保存的治療:ストレッチ、物理療法、痛み止め薬の服用など
  • 注射療法:ステロイド注射、ハイドロリリース(筋膜リリース注射)など
  • マニピュレーション:サイレントマニピュレーション(麻酔下での関節授動術)
  • 手術療法:関節鏡視下手術(重症例で保存的治療が効果なし場合)

症状の程度や進行段階によって、最適な治療法は異なります。医師と相談して適切な治療を選択しましょう。当院では深部整体など、体への負担が少ない施術も提供しています。

Q5: 五十肩は再発しますか?

A: 五十肩は一度発症して完全に回復すれば、同じ肩に再発することは比較的まれです。ただし、反対側の肩に発症することはあります。また、肩に別の疾患(腱板断裂など)がある場合は、症状が再燃することもあります。五十肩の回復後も、定期的なストレッチや適切な肩の使い方を継続することで、再発予防につながります。

Q6: 五十肩になりやすい人の特徴はありますか?

A: 五十肩になりやすいとされる特徴には以下のようなものがあります:

  • 40〜60歳代の年齢層
  • 女性(男性より若干多い)
  • 糖尿病患者(非糖尿病患者の2〜4倍のリスク)
  • 甲状腺疾患を持つ方
  • 長期間のデスクワークなど同じ姿勢を続ける職業
  • 肩の怪我や手術の既往がある方
  • 過去に五十肩を経験したことがある方(反対側の肩に発症しやすい)

Q7: 五十肩の痛みはどのくらい続きますか?

A: 五十肩の痛みの持続期間は個人差が大きいですが、一般的には以下の経過をたどります:

  • 炎症期(痛みが主体):2〜9ヶ月程度
  • 拘縮期(動きの制限が主体):4〜12ヶ月程度
  • 回復期:数ヶ月〜1年程度

全体として、発症から完全回復まで6ヶ月〜2年程度かかることが多いですが、適切な治療とケアにより早期に改善することもあります。

Q8: いつ病院を受診すべきですか?

A: 以下のような場合は、整形外科を受診することをお勧めします:

  • 肩の痛みや動きの制限が2週間以上続く場合
  • 夜間痛が強く、睡眠に支障がある場合
  • 日常生活動作(着替え、洗髪など)に支障を来す場合
  • 突然の強い痛みや、外傷後の痛みがある場合
  • セルフケアを続けても症状が改善しない場合

早期に適切な診断と治療を受けることで、症状の長期化を防ぐことができます。

 

まとめ|五十肩対策の基本

五十肩(肩関節周囲炎)は、中年以降に多く発症する肩の痛みと動きの制限を特徴とする症状ですが、適切な対応によって改善が可能です。

効果的な五十肩対策のポイントをまとめると:

  • 炎症期、拘縮期、回復期など症状の段階に合わせた適切な対応
  • 痛みのない範囲での適度な運動とストレッチの継続
  • 日常生活での動作の工夫と負担軽減
  • 睡眠姿勢の改善と良質な睡眠の確保
  • 温熱療法と冷却療法の適切な使い分け
  • 必要に応じた専門家による適切な治療の選択

五十肩は完治までに時間がかかることがありますが、諦めずに継続的なケアを心がけることが大切です。症状が長く続く場合や、強い痛みがある場合は、専門医に相談し、適切な治療を受けることをお勧めします。

執筆者:柔道整復師按摩マッサージ指圧師 院長 大岡 統

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