馬尾神経障害(馬尾症候群)とは?放置が危険なサインと早めの対処法
☑腰の痛みは前からあるけど、最近、足の感覚が鈍い気がする
☑トイレで尿が出にくい…もしかしてヘルニアが悪化してる?
もしそんな症状が出ているなら、“馬尾神経障害(ばびしんけいしょうがい) という状態かもしれません。
腰痛と併発しますが、早期治療が必要な疾患で、
腰の骨の中を通る「馬尾(ばび)」という神経の束が圧迫されることで起こる病気で、放っておくと回復が難しくなることもあります
馬尾神経ってどんなところ?
背骨の一番下の方、腰の奥に「馬尾」と呼ばれる神経の束があります。
名前の通り、馬のしっぽのように何本もの神経がまとまっていて、足の動きや感覚、排尿・排便などの働きをコントロールしています。
この部分がヘルニアや脊柱管狭窄症で圧迫されると、神経がうまく働かなくなり、しびれや力が入りにくい、排尿のコントロールができないなどの症状が出てくるのです。
放置は危険!こんな症状があったら要注意
- 太ももやお尻、股の感覚が鈍い
- 両足がしびれる、力が入りづらい
- 尿や便が出にくい、残尿感がある
- 足の麻痺が進んで歩きづらくなってきた
これらの症状が出ている場合、「単なる腰痛」ではありません。
特に、排尿や排便に関する症状があるときは、数時間以内に手術が必要になる緊急事態のこともあります。
手術が必要になることも
回復後に大切なのは「再発を防ぐ体づくり」
手術や治療で症状が落ち着いた後も、姿勢や体の使い方が変わらなければ再発のリスクがあります。
ポポの木整骨院では、再発を防ぐために
- 骨盤と股関節の動きを整える深部整体
- 神経や筋肉の緊張をやわらげるハイボルト施術
- 姿勢と体幹を安定させるドローイング・EMS指導
を行い、神経に負担をかけない体づくりをサポートしています。
まとめ:気になる症状は早めに相談を
「腰が痛いだけだから大丈夫」
「トイレの不調は疲れのせいかな」
そう思って放置してしまう方が多いですが、神経は時間との勝負です。
早く見つければ、それだけ回復の可能性が高まります。
不安な症状があれば、まずは整形外科を受診し、回復され、
その後の筋肉の硬さの改善やリハビリ、姿勢改善は私たち整骨院にお任せください。
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馬尾神経障害を引き起こす最も一般的な原因の一つです。背骨のクッション(椎間板)が飛び出し神経を圧迫する病気で、激しい痛みやしびれを伴います。そのメカニズムや症状、保存療法から手術までの治療法について解説します。

執筆者:柔道整復師・按摩マッサージ指圧師 院長 大岡 統
当院では完全予約制を取り、お一人お一人様と向き合いしっかりと耳を傾け、施術を通して、「来て良かった」と言っていただけるように全力でサポートさせていただきます。
私は痛みを取り除くだけではなく、ビジョンがあります。
その先にある患者様の未来が幸せで豊かなものであるように小さな街「高座渋谷」にある小さな整骨院「ポポの木」が皆様の大きな幹となって「皆様の健康と豊かな生活」をお守りさせて頂く事で社会に貢献していく事を使命と考えているからです。