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肩こり解消に効く!厳選ヨガポーズでガチガチ肩甲骨にさよなら!
柔道整復師 按摩指圧マッサージ師 高座渋谷ポポの木整骨院院長:大岡 統
最終更新日:2024/08/24
【目次】
- 肩こりの原因|痛みが出てしまう理由
- 肩こりの悪影響
- 【初心者向け】簡単!肩こり解消ヨガポーズ
- 【レベルアップ】ガチガチ肩甲骨を剥がす応用ポーズ
- ヨガの効果を最大限に引き出すポイント
- まとめ|ヨガで肩こり知らずの快適な毎日を
皆様、こんにちは!高座渋谷ポポの木整骨院です。
現代社会、肩こりに悩まされている方は多いのではないでしょうか?
デスクワークやスマホの使いすぎで、肩がガチガチ、首も回らない…なんてことも。
つらい肩こりを放置すると、頭痛や吐き気、さらには自律神経の乱れに繋がることも。
「もう限界!」そう思ったあなたへ。
今回は、自宅でできるヨガで肩こりを根本から改善する方法をご紹介します。
ヨガは、肩甲骨周りの筋肉をほぐし、血行を促進することで、肩こりの原因に直接アプローチ。
肩や首の柔軟性もアップし、姿勢も改善。継続することで、つらい肩こりに悩まされない、快適な毎日を手に入れられます。
「ヨガなんてやったことないし…」という方もご安心ください。
初心者の方でも簡単にできるポーズから、さらに効果を高めたい方のための応用ポーズまで、幅広くご紹介していきます。
さあ、一緒にヨガで肩こりとおさらばしましょう!
肩こりの原因|痛みが出てしまう理由
肩こりは、現代社会で多くの人が抱える悩みの一つです。
肩こりが発生するメカニズムにはさまざまな要因が絡んでいます。
- 長時間のデスクワークやスマートフォンの使用
- 姿勢の悪さ
- 精神的ストレス
- 運動不足
が主な原因です。詳しく解説していきます。
・長時間のデスクワークやスマートフォンの使用
現代の生活スタイルでは、パソコン作業やスマートフォンの操作が欠かせないものとなっています。
しかし、これらのデバイスを使用している間、多くの人が前傾姿勢を取りがちです。
特に、長時間同じ姿勢を保ち続けると、首や肩の筋肉が硬直し、血行が悪くなります。
この状態が続くと、肩周りの筋肉が疲労し、結果として肩こりが発生します。
・姿勢の悪さ
不良姿勢も肩こりの大きな原因です。
特に、猫背や肩が内側に巻き込まれた姿勢は、首や肩に余計な負担をかけます。
日常的にこのような姿勢を取っていると、筋肉が常に緊張状態に置かれ、肩こりが慢性化しやすくなります。
また、姿勢が悪いことで、肩甲骨の動きが制限され、肩周りの血流も悪化します。
・精神的ストレス
精神的なストレスも肩こりを引き起こす要因の一つです。
ストレスが高まると、無意識のうちに肩に力が入り、肩周りの筋肉が緊張します。
この筋肉の緊張が続くと、肩こりが慢性化し、悪化していくことがあります。
また、ストレスによる自律神経の乱れも、血流の低下や筋肉の硬直に繋がり、肩こりの一因となります。
・運動不足
肩こりは、日常的な運動不足とも密接に関連しています。
肩や背中の筋肉が弱くなると、肩甲骨を支える力が不足し、結果として筋肉に余計な負担がかかります。
また、運動不足によって血流が悪くなり、筋肉が固まりやすくなるため、肩こりが発生しやすくなります。
肩や背中の筋肉が弱くなると、肩甲骨を支える力が不足し、結果として筋肉に余計な負担がかかります。
また、運動不足によって血流が悪くなり、筋肉が固まりやすくなるため、肩こりが発生しやすくなります。
肩こりがもたらす悪影響とは
肩こりを放置すると、体全体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。
単に肩が重いと感じるだけでなく、次のような症状が現れることも少なくありません。
- 頭痛や目眩
- 集中力の低下
- 睡眠障害
- 姿勢や動きの悪化
詳しく説明していきます。
・頭痛やめまい
肩こりがひどくなると、頭痛やめまいを引き起こすことがあります。
特に、首や肩の筋肉が硬直すると、頭部への血流が滞り、緊張型頭痛や血行不良によるめまいが発生することがあります。
・集中力の低下
肩や首がこっていると、身体的な不快感が集中力に影響を与えます。
デスクワークや勉強に集中できなくなり、作業効率が落ちることがあります。
また、肩こりによる不快感が気を散らし、仕事や日常生活に支障をきたすこともあります。
・睡眠障害
肩こりが慢性化すると、寝ている間にも肩や首に違和感を感じることがあります。
これが原因で熟睡できず、疲れが取れない、または夜中に目が覚めてしまうといった睡眠障害に繋がることがあります。
睡眠の質が低下すると、体全体の疲労感が抜けず、さらなる肩こりの悪化を招く悪循環に陥ることもあります。
・姿勢や動きの悪化
肩こりがひどくなると、肩や背中の筋肉が固まり、肩甲骨の動きが制限されることがあります。
これにより、日常の動作がぎこちなくなり、肩や背中が動かしにくくなることがあります。
この状態が続くと、さらに筋肉が硬直し、肩こりが悪化することになります。
肩こりは一見すると大した問題ではないように思われがちですが、放置することで多くの悪影響を引き起こす可能性があります。
単なる不快感として捉えず、早めに対処することが重要です。
ヨガやストレッチ、適度な運動を取り入れることで、肩こりの予防や改善が期待できます。
また、肩こりを感じたら、無理をせずリラックスする時間を作り、筋肉をほぐすことが大切です。
【初心者向け】簡単!肩こり解消ヨガポーズ
初心者でも簡単にできるヨガポーズは、肩こりの解消に非常に効果的です。
ここでは、肩や首の筋肉をほぐし、肩甲骨周りの血行を改善するシンプルなポーズを紹介します。
- 猫のポーズ(マールジャーラアーサナ)
- チャイルドポーズ(バラアーサナ)
- 肩回しポーズ
◯猫のポーズ(マールジャーラアーサナ)
猫のポーズは、背中全体の柔軟性を高め、肩甲骨を広げて肩こりを和らげるのに最適なポーズです。
四つん這いの姿勢から、背骨を大きく丸めたり反らしたりする動作が、背中や肩周りの筋肉を動かし、血行を促進します。
また、猫のポーズは背骨をしなやかに動かす効果もあり、姿勢改善にも繋がります。
【ポーズのやり方】
- マットの上に四つん這いになります。手は肩の真下、膝は腰の真下に置きます。
- 息を吐きながら、背中を丸めて天井に向けて引き上げ、顎を胸に引き寄せます。肩甲骨を広げるよう意識してください。
- 息を吸いながら、背中を反らせ、胸を前に開きます。肩甲骨を引き寄せて肩をリラックスさせます。
- これを数回繰り返します。
【効果】
背中全体と肩甲骨周りのストレッチ効果があり、肩こりを和らげるだけでなく、背骨の柔軟性も高めます。
デスクワーク後や、朝の目覚めに取り入れると効果的です。
◯チャイルドポーズ(バラアーサナ)
チャイルドポーズは、リラックスしながら肩甲骨や背中の筋肉をほぐすポーズです。
初心者でも無理なく行えるため、ヨガ初心者にとって最適な休息のポーズでもあります。
肩こりの予防・解消に役立ち、ストレス解消にも効果的です。
【ポーズのやり方】
- 正座の状態から、ゆっくりと体を前に倒します。おでこを床につけ、両手を前方に伸ばします。
- 肩甲骨が開くのを感じながら、肩の力を抜いてリラックスします。深い呼吸を繰り返しながら、この姿勢を数分間維持します。
【効果】
肩甲骨を広げることで、肩や背中の緊張を和らげます。
また、全身のリラクゼーション効果があり、肩こりだけでなく、心身のストレス解消にも効果的です。
◯肩回しポーズ
肩回しポーズは非常にシンプルな動きですが、肩関節の可動域を広げ、肩こりを予防・改善するために効果的です。
座ったままでも立ったままでも簡単にでき、仕事の合間やテレビを見ながらでも取り入れやすいポーズです。
【ポーズのやり方】
- 座った状態、または立った状態で、両肩に手を置きます。
- 肘を大きく回すようにして、肩甲骨を意識しながら肩を前後に回します。
- 10回程度回した後、逆方向にも同じ動作を繰り返します。
【効果】
肩回しは、肩甲骨周りの血流を促進し、肩の可動域を広げます。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用で硬くなった肩周りの筋肉をほぐし、肩こりを予防・改善するのに効果的です。
【レベルアップ】ガチガチ肩甲骨を剥がす応用ポーズ
肩甲骨が固まってしまっている場合は、少しレベルアップしたヨガポーズでさらに効果を引き出しましょう。
ここでは、肩甲骨の動きをサポートするポーズを紹介します。
◯鷲のポーズ(ガルダーサナ)
鷲のポーズは、肩甲骨周りの筋肉を深く刺激し、肩の柔軟性を高める効果があります。
両腕を絡めて肩甲骨を強く引き離すことで、日常ではあまり使われない筋肉がほぐれ、ガチガチに固まった肩甲骨を解放することができます。
【ポーズのやり方】
- 立った状態で両腕を前に伸ばし、右腕を左腕に絡めます。肘を90度に曲げ、手のひらを合わせるようにします。
- 肘を肩の高さまで持ち上げ、肩甲骨を広げるように意識して腕を引き離します。
- この姿勢をキープしながら、深い呼吸を数回繰り返します。次に反対側も同様に行います。
【効果】
鷲のポーズは、肩甲骨をしっかりと引き離し、固まった筋肉をほぐすことができます。
また、肩の柔軟性を高め、肩こりを和らげるのに効果的です。
特に、デスクワークや長時間のスマートフォン操作で肩が内側に巻き込みがちな人におすすめのポーズです。
◯魚のポーズ(マツヤーサナ)
魚のポーズは、胸を開き、肩甲骨を引き寄せることで肩と背中を伸ばす深いストレッチ効果があります。
肩こりだけでなく、胸を広げることで呼吸が深まり、心身のリラックスにも繋がるポーズです。
【ポーズのやり方】
- 仰向けになり、両腕を体の横に置きます。手のひらを下に向け、体の下に軽く入れます。
- 肘を押しながら胸を持ち上げ、頭頂部を床につけるように背中を反らします。肩甲骨を寄せ、胸を大きく開くように意識しましょう。
- 深い呼吸を数回行いながら、肩甲骨周りの筋肉をストレッチします。その後、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
【効果】
魚のポーズは、胸を開いて肩甲骨を引き寄せることで、肩と背中全体のストレッチが可能です。
特に猫背や巻き肩に悩んでいる人には効果的で、胸を開くことで呼吸が深くなり、リラクゼーション効果も期待できます。
◯ブリッジポーズ(セツバンダーサナ)
ブリッジポーズは、背中全体と肩甲骨周りを強力に伸ばし、筋肉の緊張をほぐすポーズです。
体全体の筋力と柔軟性が必要ですが、肩甲骨の可動域を広げ、固まった肩を解放するのに非常に効果的です。
【ポーズのやり方】
- 仰向けになり、膝を曲げて足を腰幅に開きます。足の裏はしっかりと床に着けます。
- 息を吸いながら、腰を持ち上げ、肩甲骨を床に押し付けるように胸を開きます。肩甲骨をしっかり寄せながら、両手を背中の下で組むと、さらに強いストレッチが得られます。
- この姿勢を数呼吸キープした後、ゆっくりと腰を床に戻します。
【効果】
ブリッジポーズは、背中全体と肩甲骨をしっかりと伸ばすことで、肩こりや背中の緊張を解消します。
また、胸を開くことで呼吸が深まり、リラックス効果も得られます。このポーズは、肩甲骨を剥がし、柔軟性を高めるために非常に効果的です。
ヨガの効果を最大限に引き出すポイント
ヨガを効果的に行うためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
以下のポイントを意識することで、肩こり解消の効果をより高めることができます。
呼吸に集中する
ヨガのポーズを行う際には、呼吸が非常に重要です。
深い呼吸を意識することで、筋肉がリラックスし、血流が促進されます。
特に、肩こりに関連するヨガポーズでは、胸や背中の呼吸を深めることで、肩甲骨周りの筋肉を効率的にほぐすことができます。
無理をしないこと
肩こりがひどいときは、無理に深いポーズを取ろうとせず、自分の体の状態に合わせて行いましょう。
痛みを感じた場合は、ポーズを緩めたり、中断したりすることも大切です。
ヨガはリラックスを目的としたエクササイズであるため、無理なく続けられる範囲で行いましょう。
継続すること
ヨガは1回のセッションで劇的な変化を感じることもありますが、継続して行うことでその効果が持続し、肩こりの根本的な改善に繋がります。
毎日のルーティンにヨガを取り入れ、肩こりの予防と改善を習慣化することが大切です。
まとめ|ヨガで肩こり知らずの快適な毎日を!
今回は、つらい肩こりをヨガで改善する方法をご紹介しました。
肩甲骨を動かす基本ポーズから、さらに効果を高める応用ポーズまで、様々なバリエーションをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ヨガは、肩こりの改善だけでなく、姿勢改善、柔軟性の向上、ストレス軽減など、様々な効果が期待できます。
ヨガを行う際は、呼吸に集中し、自分の体に合ったペースで無理なく続けることが大切です。
少しずつ柔軟性や筋力がついてくると、肩こりの悩みが減り、心身ともにリラックスした状態を保てるようになるでしょう。
ヨガを日々の習慣に取り入れて、肩こり知らずの快適な生活を送りましょう。