腰痛改善のために知っておきたい!いい姿勢のポイントと解決方法|大和市高座渋谷で口コミ1位の整骨院

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腰痛改善のために知っておきたい!いい姿勢のポイントと解決方法

 

柔道整復師 按摩指圧マッサージ師 高座渋谷ポポの木整骨院院長:大岡 統

最終更新日 2024/09/07

目次〉

 

こんにちは 大和市の高座渋谷ポポの木整骨院の院長の大岡です。

今日は、腰痛は現代病の一つともいえる、多くの方が悩んでいる腰痛を改善するためのいい姿勢のポイントについて解説します。

腰痛の原因の一つとして、姿勢が大きく影響していることをご存知でしょうか?

特に、長時間のデスクワークでパソコン作業をする人や運転をする方は、いい姿勢を意識することで腰痛の予防や改善が期待できます。

今回は、腰痛を防ぐための「姿勢」についてお話しします。

いい姿勢の基本

いい姿勢とは、筋肉に無駄な負担をかけずに体を支える姿勢のことです。

座っているときや立っているときに背骨が自然なカーブを保てるように意識して座ることが大切です。

以下に、いい姿勢の基本的なポイントをご紹介します。

座っているときのいい姿勢

腰痛を改善するには、パソコン作業中や長時間座っている人の座り姿勢がポイントになります。

以下で腰痛を防ぐためのポイントを解説します。

 

  • 骨盤を立てる
    座る際は、骨盤をしっかりと立てることが重要です。骨盤が後ろに倒れたり、過剰に前に傾いたりすると腰に負担がかかりやすくなります。坐骨を椅子にしっかり当てることで、自然と骨盤が正しい位置に保たれます。
  • 背筋を伸ばす
    背中を丸めると、腰や肩に余計な負担がかかります。背中の骨のカーブを意識して胸の筋肉を開き、肩甲骨を軽く寄せ、背中を正します。これで、肩甲骨や後ろの筋肉がリラックスし、頭を体の中心に位置するように保ちながら顎をすこし引くと首肩の筋肉の緊張が和らぎます。このような姿勢を取れるようになることで腰痛や肩への負担を軽減することができます。
  • 足は地面にしっかりつける
    足が宙に浮いていると骨盤が不安定になり、腰に負担がかかります。足裏全体を床にしっかりつけることで、安定した姿勢を維持しましょう。

立っているときのいい姿勢

  1. 重心を均等に保つ
    立っているときは、体重を両足に均等にかけ、左右のバランスが取れた姿勢を意識しましょう。片方の足に重心をかけすぎると、腰や骨盤に負担がかかり、腰痛の原因になります。
  2. 耳、肩、骨盤、膝、足首が一直線になるようにする
    正しい立ち方では、横から見たときに耳、肩、骨盤、膝、足首が一直線に並んでいることが理想です。この姿勢を保つことで、腰にかかる負担が減り、体全体のバランスが整います。
  3. お腹に軽く力を入れる
    立っているときにお腹を軽く引き締めることで、腰への負担が軽減されます。腹筋を使って体を支える感覚を意識することで、腰を守ることができます。

腰に負担が大きい姿勢とは?避けるべきポイント

腰に負担がかかる姿勢を長時間続けると、腰痛が悪化する可能性があります。避けるべき姿勢を知っておくことは、腰痛予防に役立ちます。

  1. 前かがみの姿勢
    前かがみの姿勢では、腰の筋肉が緊張し続けるため、腰に大きな負担がかかります。物を拾うときや作業をする際には、膝を曲げて腰を守ることが大切です。
  2. 脚を組んで座る姿勢
    脚を組んで座ると骨盤が歪み、腰に不均等な負担がかかります。この姿勢を長時間続けることは、腰痛の原因となりますので、できるだけ避けるようにしましょう。

いい姿勢が腰痛を悪化させる場合もある?その原因と対策

一般的には良い姿勢を保つことが腰痛の予防や改善に役立つとされています。

しかし、正しい姿勢を意識しすぎて腰痛が悪化するケースも存在します。

これは、姿勢を良くしようと無理に筋肉を緊張させてしまったり、不自然な姿勢を長時間維持しようとすることで、逆に腰に負担をかけてしまうためです。

ここでは、良い姿勢が腰痛を悪化させる原因とその対策について詳しく解説します。

いい姿勢が腰痛を悪化させる原因

1. 過度な緊張状態

正しい姿勢を取ろうとするあまり、筋肉が過度に緊張してしまうことがあります。例えば、骨盤を過度に立てたり、背筋を無理に伸ばしすぎることで、腰や背中の筋肉に負荷がかかり、結果的に腰痛が悪化することがあります。

2. 長時間同じ姿勢を続ける

たとえ正しい姿勢であっても、長時間同じ体勢を続けていると、腰や背中の筋肉に疲労が溜まり、結果的に腰痛を引き起こす原因になります。良い姿勢を保っていても、定期的に体を動かさないと、筋肉が硬直し、痛みが生じることがあります。

3. 姿勢の改善方法を誤る

姿勢を改善する際に、自分に合わない方法で無理に良い姿勢を取ろうとすると、かえって腰に負担がかかる場合があります。特に、日頃から姿勢が悪い状態が続いていた人は、急に正しい姿勢に変えると体が慣れずに負担を感じることがあります。

椅子の高さを調整する

椅子の高さは、あごや腕の位置が自然に保たれるようにしましょう。パソコンの画面は目の高さに近づけ、首や肩にかかる負担を減らしましょう。パソコン作業をするときは、時々身体を動かすことが大切です。

クッションや台の活用

腰痛を防ぐために、クッションや台を使って腰をサポートするのもおすすめです。特に座り仕事を長時間行う場合は、足元に台を置いてひざを自然な位置に保つと、腰にかかる負担を軽減できます。これは反り腰の人におすすめですが、もちろん猫背の方にも非常に有効です。さらに、簡単に取り入れられるので、ぜひ試してみてください。

日常生活も楽に過ごせるようになります。

良い姿勢が腰痛を悪化させたケース

1. 背筋を無理に伸ばしすぎたケース

Aさんは猫背を治そうと意識的に背筋を伸ばすように心がけました。しかし、無理に背中をまっすぐにしすぎた結果、背中や腰の筋肉が緊張してしまい、逆に腰痛が悪化してしまいました。

2. 長時間同じ姿勢を保ち続けたケース

Bさんはデスクワーク中に良い姿勢を維持しようとしすぎて、ほとんど動かずに座り続けていました。その結果、筋肉が硬直し、腰痛がさらに悪化してしまいました。良い姿勢を保つことに集中しすぎて、こまめに体を動かすことを忘れていたためです。

正しい姿勢で腰痛を悪化させないための対策

1. 無理なく自然な姿勢を心がける

過度に緊張しない、自然な姿勢を取ることが大切です。背筋をまっすぐに保つことは重要ですが、肩の力を抜いてリラックスした状態で姿勢を維持するようにしましょう。

2. こまめに動く習慣をつける

どんなに良い姿勢で座っていても、同じ姿勢を長時間続けることは避けるようにしましょう。30分に一度は立ち上がり、軽いストレッチや歩行を取り入れることで、腰痛の予防につながります。

3. 自分に合った姿勢を見つける

体の柔軟性や筋力は人それぞれ異なります。自分に合った姿勢を見つけるためには、専門家のアドバイスを受けるのも有効です。整体や理学療法士に相談して、自分の体に合った姿勢改善の方法を学びましょう。

正しい体勢で腰痛を予防!日常生活での工夫

腰痛を予防するには、日常生活の中で常に良い体勢を意識することが大切です。以下のポイントを心がけることで、腰痛の予防に役立てることができます。

  • 重いものを持つときは膝を使う
    物を持ち上げるときは、腰だけを使わず、膝を曲げて体全体で重さを分散させましょう。腰に負担がかからない持ち上げ方を習慣化することで、腰痛のリスクを減らせます。
  • 歩くときは姿勢を意識する
    ただ歩くだけでも、猫背のように前かがみになっていると腰に負担がかかります。歩くときは胸を開いて背筋を伸ばし、重心がまっすぐ保たれているか確認しながら歩くようにしましょう。

正しい姿勢を保つための習慣

良い姿勢を維持するには、日常生活の中で習慣化することが大切です。以下の習慣を取り入れて、腰痛を予防・改善しましょう。

  1. 定期的に立ち上がる
    座りっぱなしでいると筋肉が固まり、腰痛の原因となります。30分ごとに立ち上がって軽くストレッチをすることで、血行が促進され、腰痛予防につながります。
  2. ストレッチや筋力トレーニングを取り入れる
    腰痛を予防するためには、適度な運動や体操を取り入れ、柔軟性を保つことや筋力をつけることが大切です。特に、腰を支える筋肉や腹筋を鍛えることで、いい姿勢を維持しやすくなります。
  3. 姿勢を意識する
    いい姿勢を保つには、意識することが第一歩です。普段の生活の中で、立っているときや座っているときに、自分の姿勢をチェックし、調整する習慣をつけましょう。

腰痛の時の正しい座り方、立ち上がり方

腰痛の時は、特に「坐骨で座る」姿勢が、腰痛改善に非常に効果的です。坐骨とはお尻の骨で、これを椅子にしっかり当てて座ることが重要です。正しく坐骨で座ると、腰や肩に余計な力が入らず、筋肉がリラックスした状態で座ることができます。

  1. 坐骨の確認
    椅子に座ったときにお尻の下に手を入れ、硬い骨である坐骨を確認してください。この坐骨を椅子にしっかり当てて座ることで、自然と正しい姿勢を保つことができます。
  2. 前屈とお尻の位置
    坐骨を確認した後、前屈してお尻を少し浮かせ、再び椅子に座ります。この際、無理に骨盤を動かさずに、自然な位置に戻すことが大切です。
  3. 背もたれを使ってもOK
    正しく坐骨で座ることができたら、背もたれを使っても問題ありません。ただし、坐骨がしっかりと椅子に接していることを意識してください。

成功例と失敗例

成功例
あるオフィスワーカーは、長時間のデスクワークで腰痛に悩んでいましたが、坐骨で正しく座る方法を取り入れたことで、腰への負担が軽減され、痛みが和らぎました。また、ドライバーの方も、長時間の運転時に坐骨で座ることで疲れにくくなり、腰痛が改善されたという報告があります。

失敗例
一方で、坐骨を意識せず、背もたれに頼りすぎたり、無理に骨盤を起こそうとした結果、腰痛が悪化したケースもあります。特に、骨盤を急に動かすと筋肉に力が入り、逆効果になることがあるため、無理のない動作を心掛けましょう。

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まとめ

いい姿勢を意識することは、腰痛を予防・改善するために非常に重要です。

また、坐骨で座る方法を実践することで、腰にかかる負担を減らし、筋肉の緊張を和らげることができます。

まずは、今日から姿勢を見直し、腰痛のない快適な生活を目指していきましょう。

このブログでは、腰痛改善に有効な「いい姿勢」や「坐骨で座る方法」について詳しく解説しました。

日常生活の中でこれらのポイントを取り入れ、正しい姿勢を保ち続けることで、腰痛のない快適な生活が手に入るでしょう。

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