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若い人が悩む肩こり!スマホやデスクワークの影響はあるの?
柔道整復師 按摩指圧マッサージ師 高座渋谷ポポの木整骨院院長:大岡 統
最終更新日:2024/08/28
【目次】
- 若い世代でも肩こりが増えている理由とは?
- 肩こりの主な原因は?スマホの使い過ぎやデスクワークが影響しているのか?
- 肩こりを和らげる方法:セルフケアと整体・整骨院の活用
- 若者向けの整体・整骨院の選び方とは?
- 肩こりを予防するためのライフスタイルの改善策
- 本ブログのまとめ:肩こりに悩まないために
1.若い世代でも肩こりが増えている理由とは?
肩こりの印象としては中高年に多く見られる症状として認識されている方が多いかと思います。
しかし、近年では10代から30代の若い世代でも肩こりに悩む方が増えています。
その背景には若者ならではのライフスタイルが大きく影響していると考えられます。
特に、大きい要因となっているのが”スマホの普及”です。
スマホを長時間使用すると、ついつい前かがみになりがちで首や方に負担がかかります。
この姿勢が続くと肩や首の筋肉が緊張し肩こりの原因となるのです。
また、若い世代の多くがデスクワークやオンライン学習など、長時間パソコンやタブレットの前で作業する機会が増えていることも肩こりの増加に関係しています。
さらに、現代の生活は運動不足やストレスの多い環境が日常的になっており、こちらの要素も肩こりを引き起こす要因となっています。
運動不足により筋力が低下し、姿勢を保つための筋肉がうまく機能しなくなることで肩こりを悪化させます。
また、ストレスが原因で筋肉が緊張しやすくなることも若年層の肩こりにつながっています。
2.肩こりの主な原因は?スマホの使い過ぎやデスクワークが影響しているのか?
肩こりは、首や肩、背中の筋肉が緊張し血流が悪くなることで発生します。
原因として大きく5つ挙げられます。
- スマートフォンの普及
- 長時間のデスクワーク
- 姿勢の悪さ
- 運動不足
- ストレス
詳しく説明していきます。
スマートフォンの普及
先ほどもお話したようにスマートフォンの普及により肩こりを抱える若者は増加傾向にあります。
スマホを長時間使用していると、頭が前に突き出た「スマホ首」と呼ばれる姿勢になりやすくなります。
首や肩に過剰な負荷がかかります。
頭は体の中でも重たい部位で通常の姿勢ではそれほど負担がかかりませんが、前かがみになることで負荷が倍増します。
結果的に、首や肩の筋肉が緊張し肩こりの原因となります。
長時間のデスクワーク
長時間同じ姿勢でパソコンに向かうことが肩こりを引き起こす原因です。
特に、悪いし姿勢や不適切なデスク環境で作業をしている場合、肩や首に負担がかかりやすくなります。
デスクワーク時に猫背や前傾姿勢が続くと肩の筋肉が緊張し血流が悪くなるため肩こりが発生します。
姿勢の悪さ
前述したような長時間同じ時間不良姿勢が続くことで痛みへと繋がります。
また、姿勢が下がりがちになるため首の自然なカーブが崩れやすくなります。
この姿勢の崩れにより余計な負荷がかかることで慢性的な肩こりを引き起こします。
運動不足
運動不足になると筋力が低下するため姿勢を維持するのが難しくなります。
すると、猫背や前かがみなどの悪い姿勢になりやすく肩や首二負担がかかりやすくなってしまいます。
また、運動不足だと血行不良にも繋がります。
筋肉はポンプのような役割があり血液循環を助けています。
この機能が低下してしまうと肩周辺の血行が悪くなり肩こりを引き起こしてしまいます。
ストレス
ストレスを感じると、交感神経が優位になります。
交感神経が優位になると体が緊張状態になり、続くと血行が悪くなります。
血行不良は筋肉に必要な酸素や栄養が十分に供給されず疲労物質が蓄積されやすくなります。
肩こりを和らげる方法:セルフケアと整体・整骨院の活用
肩こりに悩む若い世代が増えている中で早めの対策が重要です。
ここでは自宅でできるセルフケアの方法、整体の活用方法をご紹介します。
セルフケアの方法
まず、自宅でできるセルフケアの方法から見ていきましょう。
肩こりを軽減するためには、日常的にストレッチや姿勢を意識したケアが効果的です。
・肩回しストレッチ
肩を前後にゆっくり大きく回すストレッチは、肩周辺の筋肉をほぐすのに効果的です。
血流が促進され、筋肉の緊張を和らげることができます。
特に、デスクワークの合間に1日数回取り入れるだけで、肩こりの予防に役立ちます。
・姿勢改善エクササイズ
長時間スマホやパソコンを使う場合、背筋を伸ばし、適切な姿勢を保つことが大切です。
具体的には、椅子に座る際、骨盤を立てて背中をまっすぐにするように意識します。
また、猫背を矯正するためのエクササイズも効果的です。胸を開くようにして背中の筋肉を使うことで、姿勢を改善しやすくなります。
・温熱療法
肩こりを感じたら、肩や首周りを温めるのも良い方法です。
温めることで血行が良くなり、筋肉のこわばりが緩和されます。
お風呂で体を温めるのはもちろん、ホットタオルや市販の温熱シートなどを使うのも効果的です。
整体・整骨院の活用
セルフケアだけで改善しない場合や、肩こりが慢性的になっている場合は、整体や整骨院のプロに頼ることも検討すべきです。
・整体
整体は、身体のバランスを整えることを目的とした手技療法です。
姿勢の歪みや筋肉の緊張を整えることで、肩こりを根本から改善することが期待できます。
整体では、肩や首だけでなく、全身の歪みをチェックし、根本的な原因にアプローチします。
・整骨院
整骨院では、肩こりの原因となる筋肉や関節の状態を整える施術が行われます。
特に、筋肉の硬直や関節の動きを改善することに特化しているため、痛みや凝りを緩和するための具体的な施術を受けることができます。
姿勢矯正や筋膜リリースなども整骨院で行われることが多く、肩こりの根本的な改善に繋がります。
・プロのアドバイスを活用
整体や整骨院に通うことで、日常生活での姿勢やケア方法について具体的なアドバイスをもらうことができます。
定期的なメンテナンスとして、肩こりを感じる前に利用することも予防効果が期待できるでしょう。
4. 若者向けの整体・整骨院の選び方とは?
肩こりに悩む若い世代が整体や整骨院を利用する際、どのような点に注意して選ぶべきかを知っておくことは大切です。
整体や整骨院には多くの選択肢がありますが、自分に合った施術を受けるためには、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
1. 専門性を確認する
まず、肩こりに対する専門性を持つ整体・整骨院を選ぶことが重要です。
整体や整骨院には、肩こりをはじめとした症状に特化した施術を提供するところも多くあります。
ホームページや口コミを確認し、肩こりに対して効果的な施術を行っているかどうかをチェックしましょう。
また、若者特有のライフスタイルによる肩こりに詳しい施術者がいるかどうかも重要なポイントです。
2. 施術メニューやコースを確認する
若い世代向けに、短時間で効果的な施術を提供している整体や整骨院もあります。
デスクワークやスマホ使用による肩こりに特化したメニューや、姿勢改善に重点を置いたコースなど、具体的な施術内容を確認しておくことが大切です。
初回のカウンセリングで自分の症状を伝え、適切な施術メニューを提案してもらえるかどうかも選ぶ際の基準になります。
3. 料金と通いやすさ
若い世代にとって、料金も重要なポイントです。
整体や整骨院の料金は施術内容や地域によって異なるため、事前に料金体系を確認しておくと安心です。
また、継続して通うことを考えると、交通アクセスの良さや営業時間もチェックポイントです。
学校や仕事の後に通いやすい場所や時間帯に対応しているかどうかを確認しましょう。
4. 口コミや評判を参考にする
実際に通った人の口コミや評判も、整体・整骨院選びの参考になります。
オンラインのレビューサイトやSNSでの評価を確認することで、施術者の対応や効果、院内の雰囲気などを知ることができます。
特に、肩こりに悩む若い世代の声が参考になるでしょう。
5. 初回体験やカウンセリングを活用する
多くの整体や整骨院では、初回体験やカウンセリングを無料または割引価格で提供しています。
この機会を利用して、施術者との相性や院内の雰囲気を確認することができます。
自分の肩こりの原因や症状に合った施術を提供してもらえるかどうか、しっかりとカウンセリングで確認し、信頼できるかを判断しましょう。
5. 肩こりを予防するためのライフスタイルの改善策
肩こりを根本的に予防するためには、日常生活の中での姿勢や生活習慣を改善することが重要です
。ここでは、肩こりを予防するための具体的なライフスタイルの改善策を紹介します。
1. 正しい姿勢を意識する
肩こり予防の基本は、正しい姿勢を維持することです。
スマホやパソコンを使用する際には、次のポイントを意識しましょう。
- スマホ使用時の姿勢: スマホを使うときは、できるだけ顔の高さに持ち上げて、首を前に突き出さないようにしましょう。視線が下がりすぎないようにし、首や肩に負担をかけない姿勢を保つことが大切です。
- デスクワーク時の姿勢: デスクワークをしているときは、背筋を伸ばして椅子に深く座り、目線が自然とパソコンのモニターに合うように調整しましょう。足は床につけ、肘は90度に曲げることで、体全体のバランスを保つことができます。
2. 適度な運動を取り入れる
運動不足が肩こりの原因の一つとなるため、日常生活に適度な運動を取り入れることも予防に役立ちます。
特に、肩周りや背中の筋肉を鍛えることで、姿勢を保ちやすくし、肩こりを予防することができます。
- ストレッチ: デスクワークやスマホ使用の合間に、肩や背中、首をゆっくりと伸ばすストレッチを取り入れると効果的です。筋肉の緊張を和らげ、血行を促進します。
- 軽いエクササイズ: 週に数回、ウォーキングやヨガ、ピラティスなど、肩や背中に負担をかけない軽い運動を行うことで、筋力を維持し、肩こりの予防に役立ちます。
3. 姿勢をサポートするアイテムの活用
肩こり予防には、姿勢をサポートするアイテムを活用することも効果的です。
- 姿勢矯正ベルト: 猫背や前かがみの姿勢が原因で肩こりを引き起こす場合、姿勢矯正ベルトを使うことで、自然な姿勢を保ちやすくなります。日中の短時間だけ使用することで、姿勢の意識を高める助けになります。
- 正しいデスク環境の整備: 作業するデスクや椅子の高さ、モニターの位置を適切に調整することで、体への負担を軽減することができます。快適なデスク環境が、長時間の作業でも肩こりを防ぐ効果を発揮します。
4. 休息とリラクゼーション
肩こりを予防するためには、定期的な休息とリラクゼーションも重要です。
長時間同じ姿勢で作業し続けるのではなく、適度な休憩を取り入れて筋肉をほぐすことが大切です。
また、ストレスが肩こりを悪化させることもあるため、リラックスできる時間を設けることも予防に繋がります。
- 休憩をこまめに取る: 1時間に1回程度は、立ち上がってストレッチをするなど、筋肉をほぐす時間を作りましょう。
- リラクゼーション法: 瞑想や深呼吸、アロマテラピーなどを取り入れて、心身の緊張をほぐすリラクゼーション方法を実践するのも有効です。
本ブログのまとめ:肩こりに悩まないために
いかがだったでしょうか?
若い人の肩こりは増加傾向にあり、私生活の妨げになってしまうことも少なくはありません。
しかし、普段の生活を少し変えるだけで改善することもできます。
ぜひ、本ブログを参考に対策を行ってみてください。
皆さんが痛みなく快適な日々を過ごせることを祈っております。