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女性の右側の腰痛は危険のサイン?!
高座渋谷ポポの木整骨院 スタッフ:鹿島百代
監修者:院長 大岡統
最終更新日:2024/04/26
‹目次›
皆様、こんにちは!高座渋谷ポポの木整骨院です。
日本人で腰痛に悩む人の数をご存じですか?その数なんと2800万人もいるとされています。特に40代~60代に関しては2人に1人は腰痛を持っているというデータも出ています。
男女比としてはやや女性の方が多く男性は全体の25%、女性は30%~40%が悩まされている非常に重大な問題です。
しかし、「腰痛が当たり前」になっていると大変な身体のサインに気付けないことがあるかもしれません。
今回はそんな危険な腰痛のサインについてお話していこうと思います。
腰痛に関する基礎知識
まずお話を進めていく前に大まかな腰痛に関する知識がないといけません。
勘違いされやすいですが、そもそも腰痛とは病名ではありません。
”腰周りの痛みや違和感の総称”それが腰痛です。
一概に腰痛といっても種類や原因は様々で
「急な動作、無理な動き」によって引き起こされる急性腰痛(よく知られているぎっくり腰がその仲間)
「日頃の姿勢、長時間の無理な姿勢」によって引き起こされる慢性腰痛等があります。
また、慢性腰痛は原因の特定が難しいことで有名であり原因がしっかりと明確になるものは約15%程と言われています。
腰痛における男女の差
腰痛に関して基礎的な部分をお話しましたが、実は男女によっても引き起こされる原因が変わっていることを知っていますか?
男性と女性では腰痛を引き起こしてしまう原因に様々な違いがあります。
まずは骨格です。
男性と女性の骨盤のつくりは大きな違いがあります。
男性の骨盤は「バケツ型」といいやや縦に広がるような形をしています。
女性の場合は「タライ型」といい横に広がった形をとっています。
男性は骨盤の広がりが少なく肋骨の下から脂肪がつきやすく反り腰になりやすい傾向にあります。そのため、慢性的腰痛を招きやすいとされています。また、腰周りの筋肉にも柔軟性がないためより腰痛が助長されるような形になっています。
一方、女性の場合は男性と違い筋肉が付きにくくその分、腰痛に繋がりやすい傾向にあります。
また、女性の場合は原因が多様であり
- 冷え症…先述したように筋肉量が少ないこと、そして月経があることで血流が低下しやすい状態にあります。血流が滞ると痛みの物質をより感じ取りやすくなるため強い痛みに繋がります。
- 妊娠…妊娠すると体重も増える事に加えお腹をかばうように腰を反る傾向にあります。そのため、腰痛に繋がりやすくなります。また、妊娠に伴い子宮が大きくなると徐々に周辺の臓器も圧迫するためより痛みが出やすくなります。
- ハイヒール…ヒールを着用しているとバランスを取ろうとし反り腰になります。無理な姿勢が長時間続くことで腰痛に繋がります。
- 女性ホルモンの影響…生理痛や生理不順といった女性特有のお悩みは自律神経の乱れにも繋がります。自律神経の乱れは腰痛に繋がりやすく痛みが増しやすい傾向にあります。
実は病気のサインかも?!
そんな身近な腰痛ですが実は隠れた病気のサインかもしれません。
実は女性の方の腰痛には「子宮内膜症」や「子宮がん」といった病気が隠れていることがあります。
子宮がんの場合、子宮のすぐ後ろに腰椎や仙骨があり圧迫してしまうため痛みを感じることがあります。
以下の症状が当てはまる場合は身体のサインかもしれません。
- 重度の月経痛がある
- 月経時の出血量が非常に多い
- 休んでも中々疲労がとれない
- 同じ姿勢を維持していると痛みが強くなる
もしご不明な点や気にかかる症状がある場合はお近くの病院やクリニックにご相談ください。
腰痛で大切なこと
腰痛で重要なことは「治らないから」と放置しないことです。簡単なことを言っているように見えますが実は皆さん、ここに躓いてしまう方が非常に多くいらっしゃいます。
腰痛は様々な要因が絡むため、痛み止めの服用や一度や二度の施術で改善しない例も少なくはありません。しかし、そこで放置してしまうと慢性化し症状が固定されてしまいます。
痛みが出るから動かない、すると身体が硬くなり更に痛みが増し痛むから…と負のループに陥ってしまうわけです。
まずは正しい診断を受けることがスタートです。かかりつけの病院や信頼できる専門医を探しどのような状態なのか認識する。
そして、今後の治療プランや日常生活での改善点を探していきましょう。
高座渋谷ポポの木整骨院では
高座渋谷ポポの木整骨院ではAIを用いた姿勢分析をもとに皆様の腰痛の原因は何か、しっかりと分析します。
そして、痛みに対する施術だけでなく根本からの改善を心掛けており症状の悪化や再発防止に努めています。
辛い痛みは決して我慢せずまずはご相談下さい。