O脚
☑O脚で靴の中敷きが偏ってしまう
☑O脚で足首が不安定になりやすく、転びやすい
☑O脚で足の疲れが取れにくい
☑O脚で股関節や腰の可動域が制限される。
☑O脚が放置されて、骨盤の歪みを引き起こしている。
O脚の原因とは?
O脚は見た目の問題だけでなく、体のバランスや機能にも影響を及ぼすことがあります。
以下、O脚について詳しく解説します。
O脚とは?
股関節、膝、足が外旋し、立位で膝と膝の間に隙間が空いた状態です。
これは、先天性と後天性があり、先天性の場合は、遺伝または胎児の骨格形成不全により引き起こされますが、一般的には成長によって改善されることが多いです。
後天性は日常の姿勢やクセが原因となることが多いです。
O脚の原因
O脚になりやすい人は、日常の姿勢に癖があることが一般的です。
たとえば、座るときに足を組む癖や猫背になる癖、胡坐、椅子に浅く腰かけて背もたれに寄りかかる姿勢などが挙げられます。
その他産後の骨盤の開き、高齢者の筋力の低下などがあります。
これらの原因により、体の軸がずれ、筋肉や骨格のバランスが崩れ、関節にかかる負担が増大します。
その結果、骨盤の歪みや関節痛、膝関節や足首の歪みが生じ、最終的にO脚の状態に至ります。
その他、足のアーチの崩れにより足が外旋し、足首、膝、股関節が外旋し、O脚が引き起こされることがあります。
O脚のチェック法
1、正面からのチェック法
つま先をそろえて立ち、膝と膝の間に隙間がある場合o脚の可能性があります。
膝小僧が外を向いている場合は膝と股関節が外旋しています、
2、横からチェック
横から見たとき足首、膝、大転子、肩が一直線になっていると正しい姿勢ですが、どこがその線からはみ出している場合は、姿勢から引き起こされたO脚の可能性があります。
3、後ろから見たときのチェック
踵が内を向いている場合は足が外反しており、足の設置面に問題があることが考えられます。
足から足首、膝、股関節、骨盤に捻じれが引き起こされた可能性があり、原因は足のアーチの可能性があります。
O脚の影響と改善方法
歩幅が小さい: 膝が外を向き、足を前方に出しづらく、歩幅が小さくなる。
足音が大きい: 地面を均等に接地しないため、歩行時に足音がでる傾向にある。
疲労しやすい: 効率的でない歩行は筋肉に過度の負荷をかけ、疲れやすくなる。
O脚のタイプ別特徴と治療法
タイプ | 特徴 | 原因 | 治療法 |
一般的なo脚 | 太ももが外を向く | 遺伝要素、不良姿勢、筋力低下、太っている | 生活習慣、ストレッチ、筋トレ、骨盤矯正、O脚矯正 |
膝下O脚 | 膝下が外を向く | 骨格の歪み、膝が過伸展、靭帯の緩み、外反母趾、内股の歩行 | 同上 |
O脚とガニ股歩きの比較
O脚は、ガ二股歩きになりそうですが、実は内股歩きになります。膝と足首が外を向きますが、このままだと歩きづらいため内股歩行になってしまいます。
特徴 | O脚 | ガニ股歩き |
定義 | 膝が外を向いた状態 | 足首が外を向いた歩き方 |
原因 | 骨盤や股関節の歪み、筋肉のアンバランス | 内転筋の低下、不良姿勢 |
リスク | 膝の痛み、変形性膝関節症、外反母趾のリスクがある | 転倒の危険性増加 |
見た目 | 膝の隙間が見える
|
足首が外を向いている |
o脚は歩き方で、膝の内側に負担をかけ、膝の痛みを引き起こします。足首が外を向くことで外反母趾になりやすくなります。
O脚を放置すると?
O脚を放置すると、長期的には膝関節や股関節、腰や背中に過剰な負荷がかかり、痛みや不快感を引き起こすことがあります。
また、O脚の状態が続くと、足首や膝などの関節に変形が生じ、関節の動きが制限されることもあります。
外側に力がかかりすぎることで変形や症状が進行し、姿勢の悩みを深刻化させます。整骨院での施術や自宅でのストレッチ、身体の使い方に注意を払う予防策が必要です。
この改善には、筋肉や骨盤、特に股関節まわりのバランスを整える必要があります。O脚になると、脚の筋肉のバランスが乱れることがよくあります。
特に内側の筋肉が弱くなることで、さらにO脚が進行する可能性があります。
O脚を放置すると、膝の内側に負担がかかり、関節の摩耗や炎症を引き起こし、将来的には「変形性膝関節症」を併発しやすくなります。
医療機関の調査によると、変形性膝関節症の有病者は約2,500万人とされ、そのうちの約1,500万人が女性であるとされています。
また、O脚の発症率の9割が女性と言われており、O脚は女性にとって深刻な問題となっています
更に、O脚の進行により、足のアーチが崩れることがあり、扁平足や外反母趾などの症状が出ることもあります。
さらに、運動能力の低下や身体機能の低下などの影響も出る可能性があります。そのため、O脚を放置せずに早期に適切な治療や予防策をとることが重要です。
O脚の一般的な治療法とは?
O脚の治療法は、原因に応じて異なりますが、以下のような方法が一般的に用いられます。
生活習慣の改善: O脚が後天的な場合は、生活習慣の改善が重要です。
適度な運動やストレッチ、適切な姿勢の保持などがO脚改善に効果的です。
また、運動時には適切なシューズやサポーターを使用することも重要です。
矯正器具の使用: O脚を矯正するためには、矯正器具の使用が有効です。
矯正靴や矯正インソール、膝蓋骨サポーターなどを使うことで、脚の形を整えることができます。
物理療法: 物理療法は、O脚改善に効果的です。電気治療や温熱療法、マッサージなどが行われます。
これらの治療は、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進し、筋肉や関節の柔軟性を向上させます。
当院のO脚への治療法
当院のO脚治療方法は全身の姿勢のバランスを整え、骨盤を矯正し、内転筋(膝を内側に引き寄せる筋肉)の働きの促進します。
これらの治療法で、膝が内側を向きやすくして、O脚を改善を促します。
当院のO脚の改善法
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筋・筋膜調整
-O脚の原因となる筋肉を整体で緩和し、脚改善のためのストレッチや筋トレーニングの指導を行います。これで、偏った筋力のバランスを整え、正常の筋の動きを取り戻されます。
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骨格の矯正
骨盤、股関節、膝、足関節の位置をソフトで痛くない手技で、矯正します。この矯正は美脚矯正コースにより行われることが多いです。
実践的な予防法の指導
1、椅子での座り方
椅子に深く腰掛け、骨盤を立てて座ることで骨盤後傾を改善します。かかとは床につけ、膝が正面を向くように心がけます。
2、床での座る時の姿勢
正座やあぐらの際も、骨盤を立てて座ることが大切です。骨盤の正しい位置を維持しやすくなります。
3、立ち方
立つときは、親指と小指の付け根、かかとに均等に体重を分散させて立つことで、足のアーチを保ち、O脚の進行を防ぎます。
重心ソックスがおすすめです。
治療期間と通院頻度
治療期間は3~4ヶ月程度はみてください。
通院回数は約10回前後が目安にしてください。
治療効果を最大化するためには、改善後も定期的なメンテナンスで月1回の通院と当院の指導のもとでの自宅でのエクササイズをおすすめします。
これらの治療法を適切に行い、生活習慣を見直すことで、O脚の改善が期待できます。
具体的な改善方法としては、内側の筋力を鍛え、くるぶしや膝の向きを変え、むくみや両足の関節への負担を軽減します。
当院では、背中や腰痛にも効果を発揮するストレッチや、左右のお身体のバランスをとるための矯正メニュー、必要に応じて歩行の姿勢を正すための下半身の運動、足首や膝関節の位置を整えるための簡単な運動などが長時間の効果をがあります。
ゆがみや悪化した状態を中心に考え、筋力が低下した部位に対するトレーニングや部分的な骨格の調整を正面から取り組むことで体重や筋緊張に対するアプローチ、重心の安定性を考慮した歩行の対策も行っています。
運動療法や習慣を見直すことは、全体的な健康に関係し、柔軟性を保ち、進行する不良動作を解消し、筋力の強化や緩和に効果的です。
注意すべきは、影響を受けやすい外側の太ももの部位や、内転筋のストレッチ、異常が見られた場合は足首の向きを正すためのトレーニングが効果的です。
O脚の予防、改善方法とは?
O脚予防、改善のための歩き方や座り方、ストレッチ方法をご紹介します。
歩き方としては足の指先・指の付け根・踵の三点に重心を置き膝を軽く曲げた状態をキープすることが推奨されています。
これにより、足裏全体で着地の衝撃を吸収し、膝や足首への負担を減らすことができます。
座り方も大切で、椅子に深く腰掛け太ももを床と平行に保つような意識が大切です。この姿勢は、骨盤が後ろに傾くのを予防し、ひざが内側を向きやすくする効果があります。
O脚の改善に役立つストレッチとしては、外側広筋ストレッチというものをご紹介します。
このストレッチは、地面に座り、片方のひざを曲げておしりに寄せ、もう片方の脚をまっすぐ伸ばし、上半身を後ろに倒しながら足を外側に開く動作を含みます。
このストレッチは太ももの前を柔らかくし、O脚の改善に効果があります。
ポポの木整骨院では、O脚の治療に専門的なアプローチを行っています。当院の治療法は以下の通りです。
まず、患者さんの症状や生活環境を詳しくカウンセリングし、姿勢分析を行います。その上で、個々の状態に合わせたカスタマイズされた治療プランを立てます。部分的にではなく全身しっかりチェックすることで
O脚の原因となる筋肉や組織の硬さを緩和するために、筋膜リリースを行います。当院では、患者さんに合わせた施術方法を用い、筋肉の緊張をほぐします。
骨盤の歪みを矯正することはO脚の治療において重要です。ポポの木整骨院では、手技療法や重心ソックスを使った矯正法を用いて、骨盤のバランスを整えます。
さらに、O脚の治療には太ももの内側の筋力トレーニングと外側の筋肉の柔軟性が必要です。
当院では、患者さんの状態に応じたトレーニング方法を提供し、筋力の強化と柔軟性を向上させます。
効果的な治療を行うために、患者さんに合ったサポートグッズを提供しています。これにより、治療効果を最大限に引き出すことができます。
最後に、治療後も患者さんの健康状態をサポートするために、アフターケアを提供しています。正しい姿勢や生活習慣の改善に焦点を当て、患者さんが長期的な効果を維持できるように支援しています。
当院へのアクセスはこちら
‹住所›神奈川県大和市渋谷5-37-9 ekinia102
‹TEL›046-267-1130
小田急江ノ島線、高座渋谷駅から徒歩5分!
平日、土曜・祝日も営業(日曜日は定休日)しています。
参考記事: