五十肩の主な症状とセルフチェック方法
五十肩の主な症状
痛みと可動域制限
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腕を上げようとすると肩に痛みが走る
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肩を外側に回すと痛みがある(例:背中を洗うときなど)
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肩の動きに制限を感じる(可動域が狭くなっている)
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腕を頭の上まで上げられない
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肩関節の動きがスムーズでなく、引っかかる感じがする poponoki.jp
夜間・朝の症状
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夜間、肩の痛みで目が覚める、または眠りにくい
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痛みで寝返りが打ちにくい
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朝起きた時に肩が特に痛い、または硬い
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患側を下にして寝ると痛みが強くなる
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安静時でも肩に鈍痛が続く(特に炎症期) poponoki.jp
日常生活への影響
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着替えの際に腕を通すのが困難
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洗髪や洗顔など、腕を上げる動作が痛い
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後ろポケットに手を入れられない
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ブラジャーのホックの着脱が困難
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上着を着る際に腕を後ろに回せない
症状のセルフチェック方法
以下の簡単なチェックで五十肩の可能性を確認できます。痛みが強い場合は無理せず、できる範囲で行いましょう。 poponoki.jp
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前方挙上テスト:真っ直ぐ腕を前に上げてみましょう。健康な肩であれば180度近く挙げられますが、五十肩では90度程度で痛みが出ることがあります。
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外旋テスト:肘を90度に曲げ、腕を外側に回してみましょう。五十肩では、この動きで痛みや制限を感じることがあります。
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内旋テスト:手を背中に回し、どこまで手が届くかを確認します。五十肩では、肩甲骨の中央辺りまでしか手が届かないことがあります。
注意:セルフチェックだけでは正確な診断はできません。症状が2週間以上続く場合や、痛みが強い場合は、早めに整形外科を受診することをお勧めします。
放置するとどうなる?五十肩のリスク
五十肩を放置すると、以下のような問題が生じる可能性があります:
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慢性的な痛み:適切な治療をせずに放置すると、痛みが長期化する可能性があります
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可動域制限の悪化:関節包の拘縮がさらに進み、肩の動きが著しく制限される恐れがあります
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日常生活への支障:着替え、洗髪、背中を洗うなどの日常動作が困難になります
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睡眠障害:夜間痛により質の良い睡眠が取れなくなり、疲労や体力低下につながります
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回復期間の長期化:早期治療に比べて回復までの期間が長くなる可能性があります
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筋力低下:肩を動かさないことで筋力低下が進行し、回復後も戻りにくくなります
これらのリスクを避けるためにも、五十肩の症状がある場合は早めに適切な治療を受けることが重要です。早期のケアが五十肩改善の鍵となります。当院ではハイボルト治療による炎症コントロールも行っています。
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執筆者:柔道整復師・按摩マッサージ指圧師 院長 大岡 統
当院では完全予約制を取り、お一人お一人様と向き合いしっかりと耳を傾け、施術を通して、「来て良かった」と言っていただけるように全力でサポートさせていただきます。
私は痛みを取り除くだけではなく、ビジョンがあります。
その先にある患者様の未来が幸せで豊かなものであるように小さな街「高座渋谷」にある小さな整骨院「ポポの木」が皆様の大きな幹となって「皆様の健康と豊かな生活」をお守りさせて頂く事で社会に貢献していく事を使命と考えているからです。