S字カーブが減ると腰痛が起こる?|姿勢が良くなる2つのポイント|大和市高座渋谷で口コミ1位の整骨院

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S字カーブが減ると腰痛が起こる?|姿勢が良くなる2つのポイント

柔道整復師 按摩指圧マッサージ師 高座渋谷ポポの木整骨院院長:大岡 統

最終更新日:2024/09/23

 

[もくじ]

 

この記事では、背中のS字カーブの重要性と腰痛の関係について、より詳細に説明します。

背中のS字カーブとは

人間の背骨は、首からお尻にかけて自然なS字カーブを描いています。このカーブは、立っているときの重力を分散し、歩行時の腰、肩、膝などへの衝撃を和らげるなど、日常生活の動作をサポートする重要な役割を果たします。

例えば、バネのようにしなやかな弾力性を持っていて、身体を支えながら適度な柔軟性を提供します。このカーブが正しく機能していないと、腰痛やその他の問題が発生しやすくなります。

S字カーブが失われるとどうなる?|腰痛の発生メカニズム

背骨のS字カーブが失われると、身体のバランスが崩れ、腰痛が引き起こされることがあります。

これは、建物の基礎が不安定であると建物全体に影響が出るのと同じ原理です。骨盤の上に腰椎が前に反るように乗っている状態が理想的な姿勢とされています。

この理想的な姿勢が保たれていないと、腰椎に過度の圧力がかかり、痛みや不快感が生じます。

 

腰痛を引き起こす日常の習慣

立ち仕事

長時間同じ姿勢で立っていると、腰椎に過度のストレスがかかります。

長時間同じ位置に立っていると膝や足が疲れるのと同様に、腰椎にも疲労が蓄積します。

 

立ち仕事で腰が痛い方はこちら

 

起立時の痛み

起床時に腰が伸びない、または腰が痛いのは、長時間の睡眠中に体が一定の姿勢で固定されることによるものです。これは、長時間座っていた後に立ち上がるときのような感覚です。

 

寝起きの腰痛に関してはこちら

長時間の歩行

 

歩くときに腰にかかる圧力は、長時間歩いた後に足が痛むのと同じ原理です。継続的な歩行は腰に負担をかけ、特に腰椎が不安定な場合、腰痛を引き起こす可能性があります。

慢性的な腰の痛み

 

これは、長期間の姿勢の悪さや身体の使い方による疲労が蓄積されることによります。

これは、腰のS字カーブが大きく影響しています。

咳をするまたは笑うと腰に響く

 

咳やくしゃみをすると、腰部に急激な圧力がかかり、瞬間的に筋肉や関節にストレスがかかり、それを痛みとして感じられます。

 

 

笑うと腰が痛い原因はこちら

 

腰から足にかけての痺れ

 

この症状は、腰部の神経または坐骨神経が圧迫されることによって引き起こされることが多いです。

長時間同じ姿勢でいると足が痺れるのと同じ現象です。特に、長時間座った後に足を感じにくくなることがあります。

 

坐骨神経痛に関してはこちら

 

腰痛治療のアプローチ

 

腰痛の治療において、全身の状態を考慮する必要があります。腰痛は、単に腰部だけの問題ではなく、体全体のバランスや筋肉の状態に密接に関連しています。

車の一部の問題が他の部分にも影響を及ぼすことに似ています。例えば、タイヤのバランスが悪いと、車全体の運転性能に影響を及ぼします。

腰痛治療では、筋肉の緊張、肩甲骨のズレ、腰椎、腹部の緊張、股関節、頸椎のずれなど、全身をみていく必要があります。

家の基礎がしっかりしていないと家全体が不安定になるのと同じ原理です。

全身の調整を行うことで、腰痛の根本的な原因にアプローチし、改善を目指す必要があります。

 

正しい姿勢の2つのポイント

理想的な姿勢を維持することは、腰痛予防に非常に重要です。ここでは、S字カーブを保つための2つのポイントをご紹介します。

1. 正しい姿勢を意識する

普段の生活の中で、ご自身の姿勢を定期的にチェックし、猫背や前かがみにならないようにしましょう。特に、長時間のデスクワークやスマホの使用時には、座る姿勢に注意しましょう。

 

座る時の姿勢

座る時の姿勢も非常に重要です。恥骨を立てて、おへそを1センチ前に出すような姿勢は、腰部への負担を軽減し、腰痛の予防に効果的です。

適切に調整された椅子に座ることで作業効率が上がるのと同様、体へのストレスを軽減します。

立っている時の姿勢

骨盤の上に腰が乗る状態➡骨盤の上で腰が反る状態を作ることで、腰への負担が軽減され、腰痛のリスクが軽減されます。

 

2. 運動やストレッチを定期的におこなう。

お腹や背中の筋肉を鍛えることで、S字カーブを維持しやすくなります。簡単にできるストレッチや軽い運動を毎日の生活に取り入れることが姿勢改善に効果的です。

1. キャット&カウポーズ

キャット&カウポーズは、ヨガの基本ポーズで、S字カーブを整えることができます。背中や腰、腹部の筋肉を動かし、柔軟性を高めて腰痛を予防します。

やり方:

  1. 四つん這いの姿勢になります。肩の真下に手を、腰の真下に膝がくるようにします。
  2. 息を吐きながら、背中を猫のように丸めます。このとき、頭を胸に引き寄せます。
  3. 息を吸いながら、牛のように背中を反らせて胸を広げます。この動きを5〜10回繰り返します。

2. 腹筋強化エクササイズ

腹筋が弱いと、腰に負担がかかりやすくなります。腹筋の強化は腰痛予防に繋がります。

やり方:

  1. 仰向けになり、膝を曲げて足を床につけます。
  2. 両手を頭の後ろに置き、腹筋を使ってゆっくりと上体を少し持ち上げます。
  3. 10回を目安に繰り返し、腹筋を収縮させることを意識しながら行いましょう。

また、腰痛がすでにある場合には、適切な運動が重要です。

以下のブログに腰痛でやってはいけない運動とおすすめの運動について記載しております。ぜひご覧ください。

筋トレ注意!腰痛でやってはいけない運動

 

筋トレ禁止!腰痛で【やってはいけない?!】運動とは?

まとめ

腰痛は、多くの場合、単一の原因ではなく、多くの要因が複合的に作用して発生します。

それらは、生活習慣、姿勢、筋肉の状態など多岐にわたります。

大和市高座渋谷「ポポの木整骨院」では、これらの要因を総合的に診断し、適切な治療計画を立てています。

腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。適切な姿勢や生活習慣の改善、全身の調整の施術により、腰痛の根本的な解決を目指します。

腰痛でお悩みの方は是非大和市にある高座渋谷「ポポの木整骨院」へご相談下さい。

 

腰痛に関する詳しい情報はこちら