腰痛で起き上がれない!原因と対策|大和市高座渋谷で口コミ1位の整骨院

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腰痛で起き上がれない!原因と対策

酷い腰痛で起き上がれない、というブログに対するサムネイル画像

柔道整復師 按摩指圧マッサージ師 高座渋谷ポポの木整骨院院長:大岡 統

最終更新日:2024/10/15

 

《目次》

 

はじめに

皆様こんにちは!高座渋谷ポポの木整骨院です。

皆さんは腰痛を経験したことがありますか?

「腰痛で朝起き上がれない」そんな経験をしたことがある方もいらっしゃるかと思います。

腰痛は日常生活に大きな影響を与えます。痛みの強さによっては動けなくなることも少なくありません。

そんな時、どのように対処すればよいのか。何が原因なのかを事前に知っておくことがとても重要です。

本ブログでは腰痛で起き上がれない原因とその対策法について詳しく解説します。

腰痛が酷くなってしまう前に自分に合った対処法を一緒に勉強していきましょう。

 

腰痛で起き上がれない原因

腰痛で起き上がれない原因はさまざまです。以下の表に主な原因をまとめました。

主な原因一覧

原因 説明
筋肉の緊張やけが 長時間同じ姿勢や急な動き、重い物を持ち上げることで筋肉が傷つき痛みが生じます。
椎間板ヘルニア 椎間板が突出し神経を圧迫することで発生します。特に朝に痛みが強くなります。
脊柱管狭窄症 脊柱管が狭くなり神経を圧迫することで長時間歩いたり立ったりすると痛みや痺れが生じます。
加齢や生活習慣 年齢とともに筋力が低下し関節や椎間板の柔軟性が失われます。運動不足やデスクワークも腰痛のリスクを高めます。
悪い姿勢や不適切な寝具 長時間の悪い姿勢や適切でない寝具の使用が腰痛を引き起こします。柔らかすぎるマットレスや高さが合わない枕が影響します。
急性腰痛と慢性腰痛 急性腰痛は突然発生し短期間で治ることが多い。慢性腰痛は3ヶ月以上続きます。症状を繰り返すことへのストレスや不適切な治療が原因で悪化します。

起き上がれない腰痛の原因

多くの腰痛患者さんは、特に朝起き上がれないという症状を訴えます。このような症状の主な原因は腸腰筋の硬直にあります。腸腰筋は腰椎を前側から支える重要な筋肉で、この筋肉が過度に収縮して硬直すると、腰椎を前に引っ張ってしまい、結果的に腰の痛みが引き起こされます。

患者Aさんの体験談
Aさん(40代・男性)は、デスクワークが長時間にわたり、毎朝起きると腰が痛くて動けない状態でした。検査をしたところ、腸腰筋が過度に収縮し、腰椎が前に引っ張られている状態が原因であると判明しました。当院での施術と、自宅での簡単なストレッチを続けた結果、2週間で朝の腰痛が大幅に軽減し、今ではスムーズに起き上がれるようになりました。

このように、腸腰筋の硬直が腰痛を引き起こす大きな原因となるため、適切な治療とストレッチが非常に重要です。

  • 筋肉の緊張やけが

長時間同じ姿勢を保つことで筋肉が緊張し、血行不良を引き起こすことがあります。これは、座りっぱなしのデスクワークや長時間の運転などでよく見られます。また、急に重い物を持ち上げるなどの動作も筋肉に負担をかけ、けがを引き起こします。

  • 椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、椎間板が突出し、神経を圧迫することで痛みや痺れを引き起こします。特に朝、椎間板の内圧が高まりやすく、痛みが強くなることがあります。ヘルニアは中腰で重い物を持ち上げるなどの動作が引き金となることが多いです。

  • 脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで痛みや痺れが生じます。この症状は特に高齢者に多く見られ、長時間歩いたり立ったりすると悪化します。歩行中に休憩を取らざるを得ない場合が多いです。

  • 年齢や生活習慣

年齢を重ねると、筋肉や関節の柔軟性が低下し、腰痛のリスクが高まります。また、運動不足や長時間のデスクワークなどの生活習慣も腰痛の原因となります。適切なエクササイズやストレッチが重要です。

  • 悪い姿勢や不適切な寝具

長時間の悪い姿勢や適切でない寝具の使用も腰痛を引き起こします。特に、柔らかすぎるマットレスや不適切な高さの枕は腰に負担をかけ、痛みを引き起こします。正しい姿勢と適切な寝具の選択が重要です。

  • 急性腰痛と慢性腰痛

腰痛は急性と慢性に分けられます。急性腰痛は突然発生し、比較的短期間で治ることが多いです。例えば、ぎっくり腰は急性腰痛の一例です。急な動作や重い物を持ち上げた際に発生し、強い痛みで動けなくなります。一方、慢性腰痛は3ヶ月以上続く痛みを指し、繰り返しのストレスや不適切な治療が原因で悪化することが多いです。

▲腰痛に関する詳しい情報はこちら▲

起きれない時の応急処置と初期対応

まずいざ起き上がれなくなったとき、どうしようか迷ってしまいますよね。

応急処置と初期対応が非常に重要となってきます。

  • 深呼吸をして落ち着く

    • 深呼吸をすることで、筋肉の痛みや緊張を和らげます。
  • 体をゆっくりと動かす

    • ゆっくりと体を動かし、痛みの少ないポジションを変えることで、痛みが軽減します。
  • 温かい飲み物を摂取する

    • 温かい飲み物を飲むことで体を内側から温め、回復を早めます。
  • アイシング

痛みが強い場合は無理に動かず安静にすることが大切です。最初の48時間はアイシングが効果的です。

氷をタオルに包んで痛む部分に15分間当てる。その後15分間休ませるというサイクルを繰り返します。

これにより炎症が抑えられ痛みが和らぎます。

応急処置の内容一覧

  • アイシングと温熱療法

48時間が過ぎた後は温熱療法が有効です。温めることで筋肉の緊張を和らげ血流を促進して回復を早めます。ホットパックや温かいシャワーを使用すると良いでしょう。

温めすぎには注意が必要です。適度な温度で温めることが重要です。

 

  • 正しい姿勢での動き

腰に負担をかけない正しい姿勢で動くこともとても重要です。

起き上がるときは体を横に向けてから腕の力を使ってゆっくりと起き上がるようにします。急な動きは腰に負担をかけてしまうので避けましょう。

必要ならサポートベルトを使うのも一つの方法です。サポートベルトは腰の安定性を高め痛みを軽減します。

 

  • 医師の診察と治療

痛みが続く場合や症状が悪化する場合は医師の診察を受けることをおすすめします。

特に、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの深刻な原因が疑われる場合は、専門医の診察が必要です。

自分で判断することも大切ですが、判断が難しい際は専門家の指示を仰ぐことを徹底しましょう。

痛みが強く激痛で立ち上がれない場合の対処法

  • 救急車を呼ぶ
    • 痛みが激しい場合は、無理せず救急車を呼びましょう。

 

  • 痛くて仕事ができない場合
    • 痛みが強くて仕事に支障が出る場合は、職場に連絡して事情を説明し、医師のアドバイスを優先しましょう。

腰痛の治療法と予防法

腰痛で起き上がれない場合には適切な治療法と予防法を知ることが重要です。

表に一般的な治療法をまとめてみました。

治療法 説明
薬物療法 鎮痛剤や抗炎症薬を使用し痛みを和らげます。
理学療法 理学療法士によるリハビリで筋力を強化し、柔軟性を高めます。
整体 筋肉の緊張を緩め痛みの緩和も行います。
自宅でできるエクササイズ ストレッチや軽い筋トレで腰の筋肉を強化し柔軟性を保ちます。
日常生活での予防策 正しい姿勢を保ちつつ適度な運動を取り入れることで腰痛を予防します。
適切な寝具の選択 硬さが適度なマットレスやサポート力のある枕を使用し腰への負担を軽減します。

〇薬物療法

薬物療法では痛みを和らげるために鎮痛剤や抗炎症薬が処方されます。これにより炎症を抑え痛みを軽減します。ただし長期的な使用は副作用のリスクがあります。そのため医師の指導の下で適切に使用することが重要です。

〇理学療法

理学療法士が個々の状態に合わせたエクササイズやマッサージを行い筋力を強化し柔軟性を高めます。特に腰を支える筋肉を強化することが腰痛の予防に効果的です。正しい姿勢や動作を指導してくれたり再発を防ぐためのアドバイスも行ってくれます。

〇カイロプラクティック

脊椎の矯正を行い神経の圧迫を解消することで痛みを軽減します。専門的な技術を持つカイロプラクターによる施術が必要です。脊椎のアライメントを整えることで自然治癒力を高め、腰痛の根本的な原因にアプローチします。

〇自宅でできるエクササイズ

自宅でできる腰痛改善エクササイズも効果的です。ストレッチや軽い筋力トレーニングを行うことで腰の筋肉を強化し、柔軟性を保つことができます。

再発予防に効果的なエクササイズを紹介

 

  • 膝を胸に引き寄せるストレッチ: 仰向けに寝て片膝を胸に引き寄せ数秒間保持します。反対側も同様に行います。これにより腰の筋肉の柔軟性が向上します。

胸に膝を引き寄せるストレッチのイメージ画像

  • キャットカウエクササイズ: 四つん這いになり背中を丸めたり反らしたりする運動です。背骨の柔軟性を高め筋肉をほぐす効果があります。

キャットカウのポーズのイメージ画像

成功例:

Cさん(30代・女性)は、日常的にキャットカウエクササイズを取り入れることで腰痛が予防でき、慢性的な痛みから解放されました。彼女は「このエクササイズを続けるだけで、腰痛の再発を防ぐことができました」と話しています。

  • ブリッジエクササイズ: 仰向けに寝て膝を曲げ、足を床につけます。腰を持ち上げて肩と膝が一直線になるようにキープします。この運動を行うことで臀部と腰の筋肉が強化されます。

ブリッジエクササイズのイメージ画像

成功例:40代女性のケース

長時間のデスクワークで腰痛に悩んでいた40代女性が、ブリッジエクササイズを1日1セットから始めました。3週間後、朝の腰痛が大幅に軽減し、スムーズに起き上がれるように。長時間座っても腰の痛みが和らぎ、姿勢も改善されました。

失敗例:30代男性のケース

運動不足の30代男性が、ブリッジエクササイズで腰を過度に反らす無理なフォームで行った結果、痛みが悪化。適切なフォームに改善してから、徐々に腰痛が軽減しました。

アドバイス

無理をせず、正しいフォームで続けることが改善の鍵です

日常生活での予防策

腰痛予防には日常生活での工夫が重要です。

以下のポイントに注意しましょう。

日常生活での注意するポイントをまとめた画像

正しい姿勢と運動

  • 正しい姿勢: 座るときは背筋を伸ばし足を床にしっかりつけるように心がけましょう。立つときも同様です。背筋を伸ばし偏った姿勢を取らない様にしましょう。
  • 長時間同じ姿勢を続けない: デスクワーク中は1時間に1回程度立ち上がって軽いストレッチを行いましょう。そうすることで筋肉の緊張を和らげ血行を促進します。
  • 適度な運動を取り入れる: ウォーキングやスイミングなどの有酸素運動を定期的に行いましょう。筋力維持は腰痛予防にとても大切です。

適切な寝具の選択

寝具選びも腰痛を予防する上で欠かせないポイントです。適度な硬さのマットレスやサポート力のある枕を使うことで腰への負担を軽減できます。

寝具の選び方に対する導入画像

寝具を選ぶ際のポイントは大きく分けて二つあります。

  • マットレスの硬さ: 硬すぎず柔らかすぎない、中程度の硬さのマットレスを選びましょう。体の自然なカーブをサポートし腰への負担を軽減してくれます。
  • 枕の高さ: 枕の高さは首と背骨が自然な位置になるように調整しましょう。高すぎる枕や低すぎる枕は首や腰に負担をかける原因となります。

▲寝具に関する記事はこちら▲

まとめ

ブログのまとめに対する導入画像

いかがでしょうか?

腰痛は現代の私たちにとっていつ発症し生活の妨げになるかわかりません。

もしかしたら、明日あなたの身に降りかかるかもしれません。

いざ、そういった状況になってしまったときのためにも対処法を知っておくことはとても大切です。

ただの痛みだから、と放置せずしっかりとした対処を行ってくださいね。

 

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