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危険な腰痛
柔道整復師 按摩指圧マッサージ師 高座渋谷ポポの木整骨院院長:大岡 統
最終更新日:2024/02/16
[まとめ]
腰痛に対するポポの木整骨院のアプローチ
腰痛は国民病とも言われるほど、多くの人が悩まされています。
腰痛には、特異性腰痛と非特異性腰痛に分けられます。
特異性腰痛とは原因がわかっているものでヘルニアや狭窄症、病気による腰の痛みなどが挙げられます。
一方、原因がわからない腰痛を非特異性腰痛といい、大半がこちらに含まれます。
腰痛は急性腰痛(ぎっくり腰、筋・筋膜性腰痛)と慢性腰痛(ヘルニア、脊柱管狭窄症、滑り症)に分けられます。
その他、骨粗しょう症や分離症などもあります。
これらの腰痛は痛みや痺れ、感覚麻痺、力が抜ける、動作痛や動作に関係ない腰痛などの症状が見られます。整形外科だとまずレントゲンやCT、MRI検査などが行われます。
レントゲンでは骨しか写りません。 又CTやMRIなどでも筋肉や筋膜の異常は見逃されてしまう事があります。特異性腰痛は、保存療法又は手術になりますが、一旦は様子見で保存療法になる事が多いです。 例えば、ヘルニアは自然に消失する場合が多く、1年以上経過を観察して改善されない場合は手術を勧められることがあります。
これらに対して大和市にあるポポの木整骨院では、症状に応じた治療を提供しています。
当院では、腰痛の治療に加えて、日常生活の予防も行っています。
当院では、整体、骨盤矯正、ストレッチなど患者様にあった治療計画をたて、更に正しい姿勢が維持できるよう為の指導や重たいものの持ち方の指導を行っています。
このように、治療と予防の二つの側面からアプローチしすると患者様が回復され、快適な毎日が送れるようになったとお喜びの声を頂くことがあります。
腰痛は、動作時や静止している際に痛みを感じる一般的な症状です。このような腰痛に対して、整体や整骨院での施術が痛みの緩和に役立つことがあります。一般的な腰痛やぎっくり腰などは、整骨院で受けることが可能です。
腰痛は、動作痛を感じることがあります。このような場合、整体や整骨院でのアプローチが痛みの緩和に役立つことがあります。大和市にある高座渋谷ポポの木整骨院は、この種の改善を得意としています。ただし、すべての腰痛が適しているわけではありません。
危険な腰痛に対する注意点
じっとしていても痛みが治まらない腰痛の中には、危険なものも含まれ施術を受けても痛みが和らがないことがあります。そのような場合、腰痛の原因は内臓疾患や骨の疾患など別の要因による可能性が考えられます。
最も危険なのは、心筋梗塞の前駆症状などが挙げられます。 早急発見早期治療がとても大切です。
危険な腰痛の兆候と解決策
急性腰痛:
その中で緊急を要する腰痛があります。
- 足に力が入らず、筋力低下を感じる
- 膀胱や直腸に関連する問題がある
- どの姿勢をとっても腰痛が緩和しない
- 脱力感、筋力低下
- 急に痩せる
慢性腰痛:
- 長期間にわたって痛みが続く
- 膀胱や直腸に関連する問題がある(排便、排尿障害)
上記の症状がある場合、腰痛の原因は腰そのものだけでなく、他の要因による可能性があります。
内臓関連の痛み: 腎臓疾患や胃腸の疾患などでも腰痛が発生することがあります。
具体的な病名
- 馬尾症候群
- 腎炎
- 心筋梗塞
- 大動脈解離
- 感染症
- ガン
- 心筋梗塞の前駆症状
これらの病状は重大な健康問題が起きることがあるため、専門医の診断と治療が必要です。
危険な腰痛の前駆症状としては、 炎症、感覚麻痺や強い痺れ、 排尿障害、排便障害、運動麻痺 などが挙げられます。
これらは脊椎や神経に関係しており、このような症状がある場合は馬尾障害の可能性がある為、病院受診をお勧めしています。
馬尾障害(ばびしょうがい)は、脊椎の下方で神経から走る馬尾と呼ばれる神経の束を脊髄神経によって圧迫されて、感覚や運動などの神経機能が障害されるため、様々な症状が現れることです。
馬尾神経障害が認められるものは、以下になります。
感覚障害
足の全体または一部の感覚麻痺、または鈍くなる。
足の位置がわからなくなる
筋力低下
力が入らない、反射消失
排尿・排便障害
以上の場合は、すくに医療機関にいくことをおすすめします。
内臓関連痛での腰痛
私の臨床経験では、腰痛の背後には時に深刻な健康問題が隠れていることがあります。
例えば、大動脈解離の患者様や、癌の転移が原因であった患者様、さらには感染症や神経損傷が原因の患者様など様々です。
これらのケースは、病院にすぐ行く事をアドバイスしています。
少しの遅れが大変な影響をもたらす事があります。
実際の体験談をお伝えします。
いつもお世話になっている患者様が急に腰が痛くなり、来院されました。
姿勢や向きを変えても施術を行っても痛みが改善しない。
この場合は通常、筋肉や関節の問題も考えられますが、痛みが異常に強かったため、
内臓関連痛が考えらたので、内科に行くように伝えるもすぐに行かれなかった。
数日後、心筋梗塞を引き起こされ、危険な状態になった。
このように腰痛には筋肉や関節の問題だけでなく、内臓の病気が関連していることがあります。
この問題は腰痛が筋肉の緊張だけでなく重大な健康問題に対するサインである場合もある事を再認識しました。
患者様や病院とのコミニケーションが、早期発見早期治療に繋がることを再学習しました。
腰痛の患者様を施術する時は、まず重大な疾患でないかを判断する必要があります。
その上で、病院の方が適切な場合は紹介致します。
正確な検査と考察が患者の健康を守るために重要だと考えています。
私は患者様に最良の施術と生活指導を提供するために、引き続き全力を尽くします。
腰痛の引き起こされる原因と対策
腰痛は、さまざまな原因によって引き起こされることがあります。日常生活の中での不適切な姿勢や運動不足、重いものを持ち上げる際の負担などが主な原因として挙げられます。これらの原因に対して、適切な姿勢の維持、定期的なストレッチや運動、重量物の正しい持ち方の実践などが、腰痛の予防につながります。