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デクスワークでのテクノストレス症候群は自律神経が原因です。
柔道整復師 按摩指圧マッサージ師 高座渋谷ポポの木整骨院院長:大岡 統
最終更新日:2024/02/16
[もくじ]
テクノストレス症候群とは?
皆さんは「テクノストレス症候群」という言葉を聞いたことがありますか?これは、デジタルデバイスの過剰使用に起因するストレス関連の症状のことを指します。
現代では、10歳代から40歳代の幅広い層がこの症状に悩まされています。
テクノストレスの症状
テクノストレスの症状は大きく分けて三つあります。第一に「心理的な症状」があり、これには不安やイライラ、集中力の低下、焦燥感、抑うつ状態、睡眠障害などが含まれます。
第二に「身体的な症状」があり、これには頭痛、目の疲れ、首や肩の痛み、手や腕の痛み、背中の痛みなどがあります。
第三に「社会的・行動的な症状」があり、対人関係の問題や仕事のパフォーマンス低下、テクノロジー依存症などがあります。
自律神経の乱れとテクノストレス
テクノストレスは、目と脳が直結しているため、長時間の画面使用が脳の疲労を引き起こし、自律神経のバランスを崩すことに繋がります。
交感神経は身体を活発化させ、ストレス反応を引き起こします。
一方で、副交感神経はリラックス状態を促し、身体や心の回復を支援します。
長時間の画面使用によって交感神経が優位になり、副交感神経が抑制されることで、身体的な症状や心理的なストレスが増大します
自律神経の乱れは、体調不良、重だるさ、むくみ、痛み、気持ちの低下などを引き起こす原因となります。
このような状態が持続すると、睡眠障害や集中力の低下、不安やイライラといった心理的な症状が現れることがあります。
また、頭痛や目の疲れ、肩こりや手首の痛みなどの身体的な不調も発生しやすくなります。
テクノストレス症候群の予防と対策
テクノストレス症候群は、急に発症する可能性がありますが、日々のストレスを溜めないことで予防が可能です。
定期的な休息、仕事とプライベートの適切な分離、趣味やリラクゼーションを取り入れることが重要です。また、「以前の自分と何かが違う」と感じたら、専門の医療機関や整骨院で相談することをお勧めします。
今のデジタル社会では、テクノストレス症候群への対策が非常に重要です。毎日の生活の中で、意識的にデジタルデバイスの使用を見直し、自分の心身の健康を守るための工夫をしてみましょう。
テクノストレスには整体が効果的な場合があります。
テクノストレスによって引き起こされる身体的な症状(例:頭痛、肩こり、目の疲れなど)は、整体によって緩和されることがあります。整体は、筋肉や関節の緊張をほぐし、血液やリンパ液の流れを改善することで、身体のストレスを軽減し、快適な状態に戻すことができます。
整体は、自律神経のバランスを整える効果があります。
整体によってその不均衡なバランスが調整されることで、身体や心のリラックス状態を促進し、テクノストレスの症状を軽減することが期待されます。
そして、単なる身体的なアプローチにとどまらず、筋肉が緩むとメンタル面に良い影響があります。
テクノストレスは身体的な症状だけでなく、整体によるメンタルケアも有益であると言えます。
また、症状を軽減するだけでなく、その発生を予防する役割も果たします。
定期的に整体を受けることで、身体と心のバランスを保ち、テクノストレスによる負荷を軽減することができます。
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