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花粉症で肩こり、腰痛になるって知っていますか?
柔道整復師 按摩指圧マッサージ師 高座渋谷ポポの木整骨院院長:大岡 統
最終更新日:2024/03/13
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花粉症で肩こりと腰痛に!?
大和市で花粉症でお悩みの方こんにちは!高座渋谷ポポの木整骨院です。
寒さも落ち着いてきてそろそろ衣替えの季節になってきましたね。この時期になって気になるのは花粉です。
日本人の約半数は花粉症に悩まされているとデータが出ている程、とても身近な病気になりつつあります。
しかし、花粉症がもたらす症状はくしゃみや目の痒みといったものだけではないのを知っていますか?
実は、花粉症によって肩こりも引き起こされているんです!
今回は花粉症や肩こりについてご紹介していこうと思います。
花粉症とは?
まず、花粉症とは花粉が体内に入ってきたことに対する抗原抗体反応です。難しい言葉に見えますが簡単に言えば強いアレルギー反応を起こしている、ということです。
体内に入ってきた花粉を異物、と判断し身体の中から追い出そうとしているわけです。
その反応が症状として
・鼻水
・くしゃみ
・涙 といったものを引き起こしています。
また花粉症の程度によっては
・皮膚があれてしまう
・咳や喘息の誘発
・特定の果物や野菜を食べる事で口内が荒れる
等多様な症状が認められます。
スギ花粉が苦手な人はトマトを食べると口腔にアレルギーが出る事が知られています。
花粉症のメカニズム
しかし、花粉症は花粉が体内に入ってすぐなってしまう、というものではありません。
花粉症自体は数年、もしくは数十年発症までにかかることもあります。人によって期間は異なります。
花粉が体内に入ってきたことに対し身体が抗体を作ります。この抗体が充分な量になるとある瞬間をきっかけに発症に至ります。
最近は花粉の増加、日本人の体質変化に伴い発症しやすくなっています。加えて小さな子どももかかりやすいのが現状です。
⇩⇩詳しくはこちら⇩⇩
出典:環境省ホームページ「花粉症環境保険マニュアル2022」
花粉症と肩こりの関係
では実際に花粉症と肩こり腰痛にはどのような関係があるのでしょうか?
花粉症の症状でご紹介したくしゃみや鼻づまりの影響が強く関係しています。
人は通常時「安静呼吸」というものを行っています。これは私たちが普段意識せずに行っている呼吸です。
安静呼吸の際には「外肋間筋」と「横隔膜」が働いています。
しかし、鼻が詰まっている状態だと呼吸しづらくなり自然と「努力呼吸」を行います。
「努力呼吸」の際には安静時と違い呼吸補助筋というものが必要になります。
息を吸う際には胸鎖乳突筋といった首まわりの筋肉を強く使うことに加え
息を吐く際には腹筋群を使います。
そのため、肩周辺・腰周辺の筋肉が硬くなりやすく肩こりや腰痛に繋がりやすくなるのです。
くしゃみ等は特に腹筋群が強く活動します。
対策
軽度のものでしたら自宅で簡単にできる工夫で肩こりや腰痛を改善する事ができます。
- 呼吸を整える(深呼吸)…季節の変わり目は自律神経も乱れやすい時期です。そのため、ゆっくりと深呼吸を行う事で自律神経を整えることができます。加えて姿勢の改善、肺や横隔膜の活動が高まります。血流の改善にも繋がるということです。
- 水分補給…水分が不足してしまうと血流が低下してしまい筋肉も硬くなりやすいです。こまめに水分補給を行いましょう。時間帯やタイミングを決めて飲むことがお勧めです。
- 適度な運動…2番同様、運動していないと血流が滞り筋肉も動かされないと硬くなりやすいです。一日の中で15分~20分程度でも十分効果が得られるためストレッチやウォーキング等を取り入れてみましょう。
高座渋谷ポポの木整骨院のアプローチ
当院では肩こりや腰痛に対してAIを用いた姿勢分析、丁寧なカウンセリングを行いお客様一人一人に適した施術を提供しています。
また、施術だけで完結せず再発防止のための生活指導から健康のための食事指導など幅広くサポートを行っています。
「繰り返す肩こりや腰痛」
「季節の変わり目で突然起こった痛み」
大和市の花粉症で肩こり、腰痛でお悩みをお持ちの方は是非一度当院へご相談下さい。
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